SUNRISE研究会

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from Overseas

外海洋平(Netherland)

外海洋平(Netherland)

1. ThoraxCenter, Erasmus Medical Center
2. Academic Medical Center, University of Amsterdam
Research Fellow

2015年10月09日

【テーマ】from Overseas

Collective intelligence !!!


Academic research team of “Prof. Patrick W Serruys” in Cardialysis

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①施設規模(症例数や特徴など)

 

私の留学先は、他の先生方とは少し異なる環境かもしれません。

上記のように、私の所属は1. ThoraxCenter, Erasmus Medical Center 2. Academic Medical Center, University of Amsterdamですが、 Prof. Patrick W SerruysのFellowとして実際に仕事をしているのはCardialysisという臨床研究機関です。病院のカテ室には行きませんし、患者さんと接することもありません。

Cardialysisは1983年にEMCのThorax centerを発端とし設立されました。主な業務内容はClinical trial managementとCore laboratoryです。Clinical trial managementについては、Protocol development、Clinical research form (CRF) developmentに始まり、Data management、Data safety monitoring、Clinical event adjudication、そしてStatistical analysisまでこの施設でやってしまいます。Core laboratoryについては、OCT、IVUS、MSCT、Angiography等のデータが世界中から集まり解析されています。

 

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オフィスはこんな感じのおしゃれな雰囲気

これまでに、ここCardialysisから出たClinical Trialとしては、ABSORB, ABSORB Cohort B, APPROACH, BENESTENT, COMPARE I and II, EUROPA, EXAMINATION, IBIS-2, LEADERS, LIPS, PROSPECT, RAVEL, RESOLUTE, SOFA, SYNTAXなどなど挙げるときりがありませんが、どれもNEJMやLancet等に掲載されたようなQualityの高いものばかりです。

私達Fellowは、この機関のAcademic research teamという立場で仕事をしています。 Academicな立場でStudy protocolの作成に関わったり、Core laboの解析方法の提案、修正や、そのQuality Controlも仕事の一つです。こういった仕事を通して、High qualityなClinical trial managementを学ぶことができます。また、世界中から集まる大規模データが全てin-houseの状態で保管されているのがこの施設の強みだと思います。私たちFellowはこれらのデータにアクセスし、それぞれのテーマでMain paperとは異なる新たな切り口から解析を行いOutputを出していきます。施設にはProgrammerやStatisticianなどのProfessionalがいて、気軽に相談に乗ってくれます。

 

②ボスや同僚の紹介

 

Prof. Patrick W Serruys

 

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Professor of Cardiology, International center for circulatory health, Imperial College, London

Emeritus Professor of medicine with a chair, Erasmus university, Rotterdam

Chairman of scientific advisory board of Cardialysis, Erasmus university central research organization

 

 

世界一元気なおじいちゃんです。飲みに行った時のお写真が一番いい顔されておられました。あくなき向上心、探究心を持ち、この歳にしていまだに世界中を飛び回っておられます。Publicationの数は2807、Impact factorは19040 (Research gate調べ)と桁違いの業績で、しかもこれはまだまだ順調に増えていっており、止まるところを知りません。

 

Fellowも含め、Academic teamの中で最もアクティブでエネルギッシュ、週末もCardialysisに来ては様々なトピックについてのDiscussionに明け暮れます。

 

最近の口癖は Collective intelligence !!!

 

チームで仕事をすることをとても大切にされておられます。我々Fellowのお尻をたたいて、どんどん新しいことにチャレンジさせてくれます。

 

 

 

Dr. Yoshinobu Onuma

 

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Corelab supervising cardiologist of Cardialysis

Interventional cardiology in Erasmus MC

 

 

私の直属のボスであり、God of BVS。私と同様に、最初はFellowという立場でRotterdamに来られましたが、既にオランダ8年目に突入し、CardialysisのSupervisorとしてお忙しい日々を送られています。若くして既に300を超えるPublicationをお持ちで、Professor同様に世界中を飛び回ってご活躍されています。大変ご多忙で、なかなか捕まえるのが難しいですが、いつも的確なアドバイスをくださり、私の医師人生の目標と言えるべき方です。飲みに行くのも大好きで、ロッテルダムのお兄ちゃん的存在です。

 

 

その他、Prof Serruysのもとに世界中からFellowとして、このRotterdamに集まってきています。

Fellow同士、日々お互い助けあい教えあいながら、新しい発見が絶えません。

 

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みんなで飲みに行ったり、

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みんなで飲みに行ったり、

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でも、ちゃんと勉強もします。

写真は飲みに行った時のものばかりですが、皆週末も働くハードワーカーばかりで尊敬できる仲間達です。

素晴らしいBoss、素晴らしい仲間に恵まれ、留学先としてはこの上ない施設だと思います。

あとは自分の頑張り次第…