SUNRISE研究会

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from Overseas

田中哲人(Italy)

田中哲人(Italy)

San Raffaele Hospital (Milan, Italy)
Clinical fellow

2016年04月10日

【テーマ】2015-2016

一年を終えて

昨年4月に開始した留学生活も気がつけば一年が経過しようとしています。留学前の準備の段階から、渡欧後現在に至るまで、本当に色々な事がありました。辛いこともありながら、多くの貴重な経験をすることができたと思っています。

一番の財産はやはり人との出会いでしょうか。
イタリア国内からだけでなく世界中からSan Raffaele Hospitalに集まっている多くの仲間たちと出会い、一緒に過ごしてきました。国籍も違えば、根本的な考え方や常識も全く違い、色々な事を感じさせられました。自身の凝り固まっていたものも少しは柔らかくなったかもしれません。
また日本から欧州に来ている仲間や、このSUNRISEを通じてなど、多くの新しい出会いもあり、周囲の先生方のスケールの大きさに圧倒されつつ、大変刺激を受けています。これだけでも留学に来た意義はあるように思えます。

もともと第一回のこのレポートにおいて停滞感からの脱却、というようなことを書いていました。イタリアに来て、まさにゼロからのスタートで、仕事も生活もすべてのことに真っさらな気持ちで向かってきたつもりです。今、そこから1年経った自分を省みてみると、その全く異なる環境なりに多少は慣れてきたところもあり、この生活の中での枠組みというものを自身の中で無意識に作ってしまっている部分も出てきている気がします。こんなところにも自身の未熟さを感じてしまいますが、2年目に入るにあたって、もう一度そういったものを取り払って新たな気持ちで臨んでいきたいと思います。見える成果ももちろんではありますが、長い目で見た、新しい視野、感覚を身につけるようなものも重視し、色々なチャレンジができればと思います。

この一年、毎月このサンライズのレポートの締め切りが近づくたびに、時の流れを感じていました。自身の大変拙い文章にも多くの先生がお付き合いくださったようで、励ましの言葉もいただきました。このような貴重な機会を与えていただいたこと、この場を借りて御礼申し上げます。一年間ありがとうございました。引き続き今後ともよろしくお願い致します。