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from Overseas

清家史靖(Fumiyasu SEIKE, New York, US)

清家史靖(Fumiyasu SEIKE, New York, US)

CRF, Columbia University
Research Fellow

2020年03月22日

【テーマ】2019-2020

8か月の留学生活を振り返って

第10回

皆様、こんにちはCRFの清家です。

今年の冬はNYも暖冬でした。そのせいもあり、3月になり日が長くなってはいますが、気温の変化は感じません。

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日本語学校への送りの途中、グランドセントラル駅前です。日本では田舎で生活していたこともあり、映画でグランドセントラル駅など、自宅の近くの映像に映る子供と一緒に興奮してしまいます。

今回は、留学の振り返りをテーマとしていただきました。今、8か月留学を終えたことになります。研究、生活に分けて、それぞれ書かせていただきます。最後のSUNRISEレポートです。

 

研究に関して

幸い研究結果は思ったようなデータを得られました。大規模臨床試験のデータの場合、統計は専門のチームが行うことになっており、自分たちだけで完結できるわけではなく、論文にするには思ったより時間がかかると感じています。しかし、やはりデータの信頼性、持っている意義、共著者とのDiscussionは非常に有意義で、留学したかいがありました。早く論文を仕上げて、共著者の意見をさらに聞いてみたいので、ワクワクしています。

 

生活に関して

渡米直後は大変なこともありましたが、思ったほどは苦労しなかったです。日本を出る前は、日本の仕事の追い込み、限界まで入れたアルバイト、出国の準備で本当に大変でした。その上、米国に来るとさらに大変かと思うと、耐えられないほど苦労するのだと覚悟していましたが、こっちにくればなんとかなります。職場でのセットアップの環境は留学先によって違うと思いますが、米国であれば来てからの生活のセットアップの苦労はおおよそみな同じだと思いますが、家族がいても来てからのほうが大分楽です。

息子は9歳です。年齢が上がるほど学校に適応するのに時間がかかると聞いていたので心配していました。親に心配させないようにしているのもあると思いますが、「はる(息子の名前)もアメリカに来て大変だろう?」と質問をすると、「全く大変じゃない」と答え、「英語わからないのに大丈夫なの?」との質問に、「英語わからなくても、隣のやつ見て同じことしとけばいいんだから、そんなの全然大丈夫。土曜日の日本語学校の宿題は大変」と答えていました。どんどん逞しくなっていきます。

娘も幼稚園(Kinder)に行きたくないと泣いたことも実は何度もありますが、今は学校が楽しく、お友達への手紙など楽しく準備しています。妻についても米国への適応を心配していたのですが、私が反対したにも関わらず、わざわざ英会話教室を2つ掛け持ちして週に4回も通っています。仲良くなった外人と食事に何度か行っているのを聞き、私も思わず微笑んでいます。

 

留学前のビジョンが実際に留学してどう変わったか

研究・仕事:

思ったより論文にするのに時間はかかっていますが、新たな研究への試みもはじめました。また、一度日本で諦めた夢がありましたが、今再度チャンスをいただき、その仕事を行うことが出来そうです。留学して本当に良かった!まだまだ、突っ走って行きたいと思います。想像していた以上のチャンスをいただいており、自分の信じたものがあるのであれば、アメリカには大きなチャンスがあると思います。

生活:

アメリカで生活している!って感じは思ったよりしないですね。特にNYCで家族連れの日本人は、学校環境の問題から必然的に限られた地域に住むことが多いですので、休みは日本人のご家族と遊ぶことが多いです。めっちゃ楽しいですよ!

 

これからの留学を夢見ている若者へ

偉そうなことを言える立場ではありませんが・・・

上のようなことを書きながら、やはり金銭的な負担はとても大きなものになります。自分がしたいこと、自分のビジョン、それらを考えて留学に価値があると思えば突き進んで下さい。

ご家族のことで苦労される方も多いと聞きます、それに一番効果があるのは、自分がブレないことだと思います。“自分は留学先で仕事が出来て本当に良かった。これからの子どもたちのことを考えても、本当に良かった!うちの家族は本当に幸せだね”と信じぬき、何度も口にすることで、家族が前を向けます。

アメリカやヨーロッパでの生活に家族で2-3年楽しく過ごすことができれば、妻にとって、子どもたちにとって、マイナスになるはずがありません。

 

最後に、

この度1年間レポートを書かせていただいたこと、留学のサポートをいただいたこと、SUNRISE関係者の方々に心よりお礼申し上げます。また、前原先生、松村さんを初めとした職場の上司、同僚、また現在一緒に仕事をさせていただいているすべての方、そして隣人の方々に助けていただき何とか仕事と生活が出来ております。また、私の記事を読んでいただいた方も、まことにありがとうございました。この場を借りて、私・私たち家族の周りにおられるすべての人に感謝を伝えさせていただきたいと思います。1年間ありがとうございました。

 

Cardiovascular Research Foundation

清家 史靖