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from Overseas

堀内優 (San Diego, USA)

堀内優 (San Diego, USA)

University of California, San Diego (San Diego, USA)
visiting scholar

2018年04月03日

【テーマ】2017-2018

It’s all about English

“異文化のハードル”

1. お給金について。給料交渉など

私は現在Visiting scholarという立場で留学しており、無給のJ1ビザです。グラントも特に要求されませんでした。

私のラボのメンバーは以下のような構成になっています。①UCSDの学生、卒業生。彼らは臨床研究の経験を積みながら、医学部入試のために必要な推薦状や履歴書の充実に努めている。無給。②UCSDのレジデントやフェロー、病棟業務の合間に平行して研究を進めている。研究活動は必須ではない。給与は当然UCSDから支払われる。

私はどちらにも該当しませんが、①に近い立場だと思います。給与が発生する可能性とすれば企業からの研究依頼がしばしば来るので、その際に発生するグラントでしょうか。臨床研究自体は少しずつですが進んでいますがpublishには時間がかかりそうです。少しずつ実績を積んで、いざという時に給与交渉できるようになるのが当面の目標です。それまでは奨学金と貯金で食いつないでいます。

 

2. ボスはフェローのどこを評価するのか

あるテーマを与えられた時に①文献検索からknown/unknownを調べる、②日頃の論文サーチや学会参加でhot topicを認識できている、③これらを踏まえて統計解析の方法を取捨選択できMethodを組み立てられる、④Resultを正確に解釈・記述できる、⑤known/unknownとhot topicを交えてIntroduction/Discussionを記載できる。というのは世界中どこでも評価される資質ではないでしょうか。日頃からのInputが大事だと日々実感しています。

あとは英語です。日本でそれなりに準備していたつもりでしたが、まったく持って不十分であり、今でも英語学習を続けています。

 

3. ボス/フェローに言われたひどい言葉。くじけそうになったシチュエーション。ずっといまの施設で働けますか?

ボスは何事にも非常に支持的であり、ひどい言葉をかけたりすることはありません。これが私に粗相がないからなのか、まだ関わりが浅いからなのかは分かりません。

臨床研究自体に関しては今のところそれなりに進んでおりますが、1.にも記載したとおり同じ立場の同僚がいないのが寂しいです。UCSDのフェローとはたまに一緒に解析をしたり論文を書いたりしますが、彼らは基本的には臨床メインなので、あまり絡みがありません。何かプロジェクトがあれば積極的に仕事を請け負って活動の範囲を広げようとがんばっております。また、UCSDには留学生(の主に英語習得)をサポートするプログラムがいくつかあり、こういったものにもなるべく参加するようにしています。

現在の施設でずっと働くのは、資格の面から難しいと思います。また、留学期間が長くなると日本での診療に戻りにくくなるリスクもあり、滞在期間は留学によって得られる利益との兼ね合いかと思います。