SUNRISE研究会

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去る1月11日、第6回SUNRISE研究会YIA (Young Investigator Award)を開催いたしました。今回は中澤代表の大阪からの参加でのはじめての開催となりました。
審査委員長として、これまでもたびたびSUNRISEでお話ししていただいている、Stanfordの池野 文昭 先生をお招きし、SUNRISEの4名にsupportersからの5名を加えた総勢10名のジャッジで臨みました。
全国各地から(自腹で)集まっていただいた海外留学予定の若き9名の循環器内科医と心臓外科医に、10分間の英語プレゼンにより各々の情熱をアピールしていただきました。
3年ぶりの女性参加者を含む粒ぞろいのcandidatesのなか、見事最優秀賞に輝いたのは、これまでsilver collectorであった三井記念病院の田中 徹(タナカ テツ) 先生でした。惜しくも大賞を逃した5名(今回は5位が同着でした!)の精鋭を含めた受賞コメントを以下に掲載させていただきます。

今年は’the 虚血’のcandidateが不在、9名中8名がUS留学という、これまでと全く違った布陣でした。これは偶然なのか、それとも世間の潮流なのか。いつもの学会では絶対に見られない、大活躍する直前のドクターズの全力の戦いと世の中のトレンドを、次回もぜひ会場でご覧ください。

【Best Presentation Award】Gold

田中 徹 先生 (三井記念病院)
Tetsu Tanaka, MD. (Mitsui Memorial Hospital)
留学先: Universitätsklinikum Bonn, Germany

田中 徹 先生 (三井記念病院)GOLDに選出頂きましてありがとうございました。これまでSUNRISEのレポートを読んで、海外留学への思いを膨らませていた自分自身がYIAを受賞できてとてもうれしく思います。今回、SUNRISEでの発表の準備を行う中で、自分の中で改めて留学の意味や目的などを整理することができ、それを言葉にして、発表することで更に明確にすることができたと思います。当日も審査員の先生方からのコメントや他の参加者の先生の多種多様な発表などを聞けて大変有意義な時間でした。なによりYIAの後の懇親会が楽しかったです。海外留学する上でいろいろな困難があるかと思いますが、今回の経験も自信の一つとして、それらを乗り越えて行きたいです。そして、後輩が海外留学へ行きたくなるような情報を発信していければと思います。

【Best Presentation Award】Silver

樋口 諭 先生 (東京女子医科大学)
Satoshi HIGUCHI, MD. (Tokyo Women’s Medical University)
留学先: University of California, San Francisco, US

樋口 諭 先生 (東京女子医科大学)今回、Presentationの準備にあたり、ただただがむしゃらに駆け抜けて来た自分の轍を振り返ることが出来ました。また、参加者皆様の御発表や審査員の先生方の鋭い御質問、全てがただただ刺激的で、自分がいかに井の中の蛙であるのか、実感することが出来ました。SUNRISE.YIAを通じて得ることが出来た経験は、これから”留学”という未知なる道を歩き始めようとする自分自身への、勇気や支えにつながっている気がします。改めて留学前に、このような機会をいただけましたこと、厚く御礼申し上げます。

【Best Presentation Award】Bronze

原 昭壽 先生 (名古屋大学)
Akitoshi HARA, MD, PhD. (Nagoya University)
留学先: John A. Burns School of Medicine, University of Hawaii, US

原 昭壽 先生 (名古屋大学)この度は循環器若手の登竜門であるSUNRISE YIAでこのような評価をいただき、大変光栄です。この会を通じ、全国には志の高い先生がごろごろいること、時事ネタは被ること、加点法で評価してもらえることが大変モチベーションになること、などを学びました。やや毛色の違った私の発表でも良い点を褒めて頂き、至らない点も次に繋がる形でご指摘いただけました。直接の上司ではない先生方に、これほどまでに真剣に自分の話を聴いて頂き、さらにフィードバックまで頂戴できるというのは初めての経験であり、生涯忘れることのできない一日となりました。今回得られた刺激を携え、SUNRISE Labをはじめとした留学を後押ししてくださったすべての方々への感謝を胸に、精進して参ります。

【Best Presentation Award】the 4th

江尻 健太郎先生 (岡山労災病院)
Kentaro EJIRI, MD, PhD (Okayama Rosai Hospital)
留学先: Johns Hopkins Bloomberg School of Public Health, US

江尻 健太郎先生 (岡山労災病院)この度The 4th prizeをいただき、ありがとうございます。
メールトラブルと自らの不注意によって発表テーマの確認が遅れるという致命的なミスを犯してしまいました…。一度は諦めかけたのですが、失うものはない!と覚悟を決め、思い切った構成でプレゼン準備を行いました。本番のプレゼンは緊張のあまり決して褒められたものではなかったと思いますが、熱意が伝わって上位にご評価いただいたと思っております。参加を検討中のみなさま、決して諦めないことが重要です!是非ともこの素晴らしい会に挑戦してください! Good luck & May the Force be with you!

【Best Presentation Award】the 5th

吉田 尚史先生 (神戸大学)
Naofumi YOSHIDA, MD, PhD. (Kobe University)
留学先: Michigan Biology of Cardiovascular Aging, University of Michigan, US

吉田 尚史先生 (神戸大学)憧れのSUNRISE YIAの舞台で発表させて頂く機会を頂戴し有難うございました。自分の考えをまとめていく中で、自分がしたい事、しなければならない事、が明確になっていきました。何よりこの会に参加しないと繋がれなかった先生達と繋がれた事は、一生の財産です。皆様に感謝申し上げます。留学を志している先生方は、是非応募をおススメします!

【Best Presentation Award】the 5th

篠原 正哉 先生 (東邦大学大森病院)
Masaya SHINOHARA, MD, PhD. (Toho University Omori Hospital)
留学先: Helmesly Electrophysiology Center, Mount Sinai School of Medicine, US

篠原 正哉 先生 (東邦大学大森病院)この度は5th awardを頂き、ありがとうございます。この発表の準備は、今までのどのプレゼンテーションよりも時間を割いたものとなりました。表現方法は皆、様々でしたが(真面目路線で行くか、はっちゃけるか、その選択が鍵です)、それぞれの専門分野で熱い思いを抱いていることは十分に伝わりました。私の専門は臨床不整脈です。同じ循環器医として、臨床・基礎の垣根も超えたcollaborateを皆様とできるよう、ここで得られた繋がりを大事にしつつ、留学生活を精一杯充実させて来たいと思います。

惜しくも受賞を逃した精鋭たち(五十音順)

1. 加藤 友大 先生 (名古屋大学病院) Harvard University, US
2. 田中 千陽 先生 (東海大学八王子病院) University of California, US
3. 濵 知明 先生 (東海大学八王子病院) Mayo clinic, US

捲土重来をお待ち申し上げます。

審査委員長 池野 文昭 先生 (スタンフォード大学)
Jury President: Fumiaki IKENO (Stanford University)

審査委員長 池野 文昭 先生 (スタンフォード大学)

第6回SUNRISEのYIAの審査委員長を努めさせていただきましたが、9名の若き挑戦者達の体の奥底から噴き出す熱気あるマグマを感じ、日本医療界の未来もまだまだ捨てたものではないと思いました。海外留学の目的は(私見ではありますが)、日本国外に行き、日本を冷静に見て、日本の素晴らしい点、そして、改善したい点に気づく事だと思っております。そして、もう一つは、世界中に友人を作ってくる事だと思っております。今後の生き方において非常に重要な経験です。是非、今回の9名の皆様、人間の幅を大きくしてきてください。

会場風景