衣食住と人とのつながり

私は9月1日からのスタートであり、また他のレポーターの方と同様に留学先がUSAであることからなるべく内容が重複しないように話を進めていきます。
 
DS2019やビザ申請については割愛しますが、まず話さなければならないとしたら留学先の施設とのメールのやりとりなのでしょう。基本的に返信が返ってくるまでに時間がかかる…と思っていた方が良いです(全員がそうとは限らないのでしょうけど)。私は最終的に3日返信がないようであれば相手にリマインドするようになりました。南カリフォルニアという温暖な気候に慣れるとともに、そこに住む人たちの気質に合わせた対応が必要になります。
 
さて、留学が決まりいざそこに住むとなるとやはり住む場所が気になります。ロサンゼルスはなんでも高い、ということはたくさんの方から伺っておりました。私が幸運だったのは留学2か月前に私の施設へ、まさにCedars-Sinai Medical Centerで働いていた方が赴任されたことです。その方のご紹介で日本人の不動産屋さんを御紹介いただきました(今でも非常に感謝しております)。
日本人だとこちらの伝えたいことをすべて日本語でやりとりできるので非常に助かりました。相談の結果、Cedarsから車で20分弱の場所にあるWestwoodに住むことになりました。ここはUCLAに近く、日本人の方もたくさん住まれています。現にまだ住み始めて日が浅いのですが、私のアパートでも3,4組の日本人のご家族を確認しております。安全性と利便性の両面を担保するとなるとそこそこの値段になりますが非常に気に入っております。
 
日本にいながらにして家の契約の大部分を行うことができたので、私の場合は送られてくる写真をもとに最終的に判断いたしました。絶対に部屋を見てから決めたい!という方にはあまりおすすめできませんが、事前にある程度絞ってもらうとしてもロサンゼルスの場合だといい物件はすぐに借り手が見つかってしまいます。今回私がお願いした不動産エージェントはこちらのリクエストにかなりの部分で答えてくれる方なので、写真とメールで家を確保するのも一つの方法と考えます。
 
私の生活のセットアップに多大なご協力いただいたパーソン不動産の松尾さんには非常に感謝しております。松尾さんの許可をいただけたのでリンクをつけておきます。
https://pepperinparadise.com/jpn/
 
契約には、Employerからのレター、DS2019、銀行の英文残高証明書が少なくも必要となります。加えていい物件が見つかった場合はHolding feeなども必要となる為、アメリカを拠点とする銀行のアカウントが必要になってきます。カリフォルニアに留学される方におすすめなのは三菱東京UFJ銀行と提携しているUnion Bankでの口座開設です。これも三菱東京UFJ銀行の口座さえ持っていれば日本にいながらにしてUnion Bankのアカウントを作ることができます。最初にアカウントを開設する際に、口座からいくらUnion Bankのアカウントに移すかを聞かれ、希望の金額をフォームに記入すれば完了です。おかげで渡米の際も現金をほとんど持って行かなくでても全く困りませんでした。このサービスのいいところは、アカウントについて質問や支払いをすべて日本人のオペレーターと電話でやり取りできるところです。お金のことはやはり日本人と日本語で取引したいですよね。私の場合、渡米の直前に急遽アパートに関する支払いが発生したので、事前に開設していたこのアカウントに助けられました。
https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/kouza/cali/
 
さて、生活に必要なものとして必須なのはやはり携帯電話でしょう。日本にいる間になんとかできないものか…、と調べた末に行き着いたのがAT&TのGoPhoneでした。私の携帯電話(iPhone)のキャリアはDocomoだったのですが、数か月使用するとSIMフリーに切り替えられるものでした。そこで、Amazonで購入したAT&TのSIMカードを用いて日本にいながらにしてアクティベートし、ロサンゼルス空港に着いた段階ですぐに使えるようにするという方法です(興味のある方はWebをご参照ください)。ところが、これがメチャクチャてこずる、てこずる。結果的にはAT&Tに自分のiPhoneを持参し契約するのが一番シンプルでした(泣。皆さんも留学でお越しの際にはぜひ店舗でご契約ください(笑。
 
ロサンゼルスで使う車はガリバーで購入しました。やはり日本人のエージェントで、なんやかんやで値引いていただいたのでやはりおすすめです。
https://www.gulliverusa.net/jp/
 
最後に、今回のレポートでもいろいろな方が登場しておりましたが、やはり留学は一人ではできないなぁとしみじみと感じております。改めまして携わっていただいた皆様には感謝いたします。
 
Cedars-Sinai Medical Center

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伊地知 健(Los Angeles, USA)