SUNRISE

Report

2019 10月9日〜11日

ENCORE Seoul 2019 参戦報告

ENCORE Seoul 2019 参戦報告

2017 10月19日〜21日

CCI Gujo Live 2017 参戦報告

CCI Gujo Live 2017 参戦報告

2015 10月23日〜24日

CCI Guro Live 2015 参戦報告

CCI Guro Live 2015 参戦報告
REPORT

第6回SUNRISE YIAのご報告Creativity

2020年1月11日

去る1月11日、第6回SUNRISE研究会YIA (Young Investigator Award)を開催いたしました。今回は中澤代表の大阪からの参加でのはじめての開催となりました。
審査委員長として、これまでもたびたびSUNRISEでお話ししていただいている、Stanfordの池野 文昭 先生をお招きし、SUNRISEの4名にsupportersからの5名を加えた総勢10名のジャッジで臨みました。
全国各地から(自腹で)集まっていただいた海外留学予定の若き9名の循環器内科医と心臓外科医に、10分間の英語プレゼンにより各々の情熱をアピールしていただきました。
3年ぶりの女性参加者を含む粒ぞろいのcandidatesのなか、見事最優秀賞に輝いたのは、これまでsilver collectorであった三井記念病院の田中 徹(タナカ テツ) 先生でした。惜しくも大賞を逃した5名(今回は5位が同着でした!)の精鋭を含めた受賞コメントを以下に掲載させていただきます。

今年は’the 虚血’のcandidateが不在、9名中8名がUS留学という、これまでと全く違った布陣でした。これは偶然なのか、それとも世間の潮流なのか。いつもの学会では絶対に見られない、大活躍する直前のドクターズの全力の戦いと世の中のトレンドを、次回もぜひ会場でご覧ください。

【Best Presentation Award】Gold

田中 徹 先生 (三井記念病院)
Tetsu Tanaka, MD. (Mitsui Memorial Hospital)
留学先: Universitätsklinikum Bonn, Germany

田中 徹 先生 (三井記念病院)GOLDに選出頂きましてありがとうございました。これまでSUNRISEのレポートを読んで、海外留学への思いを膨らませていた自分自身がYIAを受賞できてとてもうれしく思います。今回、SUNRISEでの発表の準備を行う中で、自分の中で改めて留学の意味や目的などを整理することができ、それを言葉にして、発表することで更に明確にすることができたと思います。当日も審査員の先生方からのコメントや他の参加者の先生の多種多様な発表などを聞けて大変有意義な時間でした。なによりYIAの後の懇親会が楽しかったです。海外留学する上でいろいろな困難があるかと思いますが、今回の経験も自信の一つとして、それらを乗り越えて行きたいです。そして、後輩が海外留学へ行きたくなるような情報を発信していければと思います。

【Best Presentation Award】Silver

樋口 諭 先生 (東京女子医科大学)
Satoshi HIGUCHI, MD. (Tokyo Women’s Medical University)
留学先: University of California, San Francisco, US

樋口 諭 先生 (東京女子医科大学)今回、Presentationの準備にあたり、ただただがむしゃらに駆け抜けて来た自分の轍を振り返ることが出来ました。また、参加者皆様の御発表や審査員の先生方の鋭い御質問、全てがただただ刺激的で、自分がいかに井の中の蛙であるのか、実感することが出来ました。SUNRISE.YIAを通じて得ることが出来た経験は、これから”留学”という未知なる道を歩き始めようとする自分自身への、勇気や支えにつながっている気がします。改めて留学前に、このような機会をいただけましたこと、厚く御礼申し上げます。

【Best Presentation Award】Bronze

原 昭壽 先生 (名古屋大学)
Akitoshi HARA, MD, PhD. (Nagoya University)
留学先: John A. Burns School of Medicine, University of Hawaii, US

原 昭壽 先生 (名古屋大学)この度は循環器若手の登竜門であるSUNRISE YIAでこのような評価をいただき、大変光栄です。この会を通じ、全国には志の高い先生がごろごろいること、時事ネタは被ること、加点法で評価してもらえることが大変モチベーションになること、などを学びました。やや毛色の違った私の発表でも良い点を褒めて頂き、至らない点も次に繋がる形でご指摘いただけました。直接の上司ではない先生方に、これほどまでに真剣に自分の話を聴いて頂き、さらにフィードバックまで頂戴できるというのは初めての経験であり、生涯忘れることのできない一日となりました。今回得られた刺激を携え、SUNRISE Labをはじめとした留学を後押ししてくださったすべての方々への感謝を胸に、精進して参ります。

【Best Presentation Award】the 4th

江尻 健太郎先生 (岡山労災病院)
Kentaro EJIRI, MD, PhD (Okayama Rosai Hospital)
留学先: Johns Hopkins Bloomberg School of Public Health, US

江尻 健太郎先生 (岡山労災病院)この度The 4th prizeをいただき、ありがとうございます。
メールトラブルと自らの不注意によって発表テーマの確認が遅れるという致命的なミスを犯してしまいました…。一度は諦めかけたのですが、失うものはない!と覚悟を決め、思い切った構成でプレゼン準備を行いました。本番のプレゼンは緊張のあまり決して褒められたものではなかったと思いますが、熱意が伝わって上位にご評価いただいたと思っております。参加を検討中のみなさま、決して諦めないことが重要です!是非ともこの素晴らしい会に挑戦してください! Good luck & May the Force be with you!

【Best Presentation Award】the 5th

吉田 尚史先生 (神戸大学)
Naofumi YOSHIDA, MD, PhD. (Kobe University)
留学先: Michigan Biology of Cardiovascular Aging, University of Michigan, US

吉田 尚史先生 (神戸大学)憧れのSUNRISE YIAの舞台で発表させて頂く機会を頂戴し有難うございました。自分の考えをまとめていく中で、自分がしたい事、しなければならない事、が明確になっていきました。何よりこの会に参加しないと繋がれなかった先生達と繋がれた事は、一生の財産です。皆様に感謝申し上げます。留学を志している先生方は、是非応募をおススメします!

【Best Presentation Award】the 5th

篠原 正哉 先生 (東邦大学大森病院)
Masaya SHINOHARA, MD, PhD. (Toho University Omori Hospital)
留学先: Helmesly Electrophysiology Center, Mount Sinai School of Medicine, US

篠原 正哉 先生 (東邦大学大森病院)この度は5th awardを頂き、ありがとうございます。この発表の準備は、今までのどのプレゼンテーションよりも時間を割いたものとなりました。表現方法は皆、様々でしたが(真面目路線で行くか、はっちゃけるか、その選択が鍵です)、それぞれの専門分野で熱い思いを抱いていることは十分に伝わりました。私の専門は臨床不整脈です。同じ循環器医として、臨床・基礎の垣根も超えたcollaborateを皆様とできるよう、ここで得られた繋がりを大事にしつつ、留学生活を精一杯充実させて来たいと思います。

惜しくも受賞を逃した精鋭たち(五十音順)

1. 加藤 友大 先生 (名古屋大学病院) Harvard University, US
2. 田中 千陽 先生 (東海大学八王子病院) University of California, US
3. 濵 知明 先生 (東海大学八王子病院) Mayo clinic, US

捲土重来をお待ち申し上げます。

審査委員長 池野 文昭 先生 (スタンフォード大学)
Jury President: Fumiaki IKENO (Stanford University)

審査委員長 池野 文昭 先生 (スタンフォード大学)

第6回SUNRISEのYIAの審査委員長を努めさせていただきましたが、9名の若き挑戦者達の体の奥底から噴き出す熱気あるマグマを感じ、日本医療界の未来もまだまだ捨てたものではないと思いました。海外留学の目的は(私見ではありますが)、日本国外に行き、日本を冷静に見て、日本の素晴らしい点、そして、改善したい点に気づく事だと思っております。そして、もう一つは、世界中に友人を作ってくる事だと思っております。今後の生き方において非常に重要な経験です。是非、今回の9名の皆様、人間の幅を大きくしてきてください。

会場風景

REPORT

The 2nd SUNRISE@ARIAのご報告

2019年11月22日

ARIAのご厚意により、2回目となるSUNRISE@ARIAを学会内プログラムとして開催させていただきました。
今回は”来るべきAI時代に若手医師はどのような準備が必要か”と題して、循環器現場でのAIとの関わりかたについて、お二人のプレゼンターを日米からお呼びして、わかりやすく解説していただきました。会場は満席をいただき、フロアからの質問が飛び交う活発な時間となりました。

MICIN(マイシン)の桐山先生はもともとドクターであり、その経験を活かして現在カンパニーでAIを含めたデータ解析をされています。トップバッターの桐山先生に、AIとは何か、をわかりやすくお話いただきました。
Stanfordの池野先生は2度目のご登壇でしたが、今回も池野節満載の洗脳コースでした。現場のアンメットニーズを見つけたら、まずはAIの専門家に相談。日循やCVITがこれをサポート、統括するのがいいのではというご提案をいただきました。

もはや特別なことではなくなりつつあるAIの領域に対して、我々は少なくとも共通言語で話せる程度の知識を身につけておかなければ取り残されるのだ、という危機感を強く持ちました。
今後も学会でなかなかできない”かゆいところ”セッションをお届けできればと思っています。次回もぜひ。

ご発表いただいた先生

演者1: 桐山 瑶子 先生 (株式会社MICIN)
「循環器領域におけるAI活用について」
演者2: 池野 文昭 先生 (Stanford University)
「米国におけるAIの活用状況と将来の展望」

REPORT

第6回 SCJ meets SUNRISEのご報告

2019年11月8日

ストラクチャークラブ・ジャパン(http://structureclub.jp)のご厚意により“第6回SCJ meets SUNRISE”を学会内プログラムとして開催させていただきました。
今回はわたくしどもSUNRISE lab.の原点に立ち返る、というテーマをもとに、Cedars-Sinai Medical Centerの中村守男 先生をゲストコメンテータとしてお招きし、4人の留学経験者のcutting edge doctorsから留学前、中、後の経過をお話しいただきました。

トップバッターの佐地先生は、ECFMGを取得してアメリカで実地の医療経験を積んだお話を、2番手の桒田先生はSUNRISE YIAでご発表された時の振り返りから、スイスベルンのハイボリュームセンターでの活躍と帰国後のSHD界での展開を、3番手の再登場、片岡先生は反骨精神を持って臨んだボストンMGHでのリサーチ生活と、その後の高度な帰国後戦略のお話を、そして最後の阿佐美先生からは、まさに日本流の‘人が嫌がることをやりなさい’戦略で勝ち取ったポジションのお話を伺うことができました。

SUNRISE lab.発足後の5年間、多くの留学生と接し、お話を伺ってきましたが、どんどんレベルが上がっていることを肌で感じることができました。
本セッションの結論としては、これからの海外留学は明確な目的としたたかな戦略を持って臨むべき、というものだったと考えます。

ご発表いただいた先生

1. 私の留学先; University of Virginia
佐地 真育 先生 (榊原記念病院)
2. 心臓外科への留学 言葉も領域も違う場所へ
桒田 真吾先生 (聖マリアンナ医科大学)
3. Road to SHDIs
片岡 明久 先生 (帝京大学)
4. ヨーロッパでSHDのoperatorになるまで
阿佐美 匡彦 先生 (三井記念病院)

REPORT

ENCORE Seoul 2019 参戦報告

2018年10月9日〜11日

はじめまして。旭中央病院 循環器内科の荒川 雅崇と申します。

この度、SUNRISE lab. Case Competition 2019でSpecial Presentation Awardを頂き、Facultyとして、ENCORE Seoul 2019に参加させていただきましたので、その概要をレポートさせていただきます。

ENCORE Seoul 2019は10月9日から11日にかけて、ソウルのGrand Intercontinental Seoul Parnasで開催されました。韓国のintervention関係の学会では、TCTAPに次ぐ規模とのことで、日本人をはじめ多くの外国の先生方が参加されていました。私自身は、10月9日の夜間に韓国入りをして、10日と11日の丸2日間参加させていただきました。台風19号が迫る中で不安もありましたが、何とか全日程を無事に終えることができました。

メインホール

メインホール

会場の横断幕

会場の横断幕

Rha先生と

Rha先生と

Cross Border Conference参加者の方と

Cross Border Conference参加者の方と

初日は、PCI、EVT、SHDと満遍なく勉強し、夕方はCordis主催のCross Border Conferenceで止血デバイスや合併症の発表をさせていただきました。座長は飯田 修先生とRha先生で、発表者には私より年長の先生が多く、とても緊張しましたが、アットホームで非常に有意義な時間となりました。夕食は韓国焼肉を頂き、初めての韓国を満喫いたしました。

発表の様子

韓国焼肉

韓国焼肉

発表の様子

2日目の日中はlive demonstrationを中心に見学し、午後には自分の発表がありました。英語での発表はこれまでに何度か経験しましたが、オーディエンスを前にしての海外での発表は初めてであり、大きな不安がありました。しかし、座長の先生をはじめみなさんが非常に聞き取りやすい英語でディスカッションしてくださり、私の発表の内容もある程度は伝わったのではないかと思います。

2つの発表を通して、自分の英語力やプレゼン方法の未熟さを痛感し、今後海外学会に積極的に参加していこうという強いモチベーションとなりました。

学会全体の印象として、特にPCI、EVTの分野では、多くのご高名な日本人ドクターが座長や発表者として登壇されており、日本のカテーテル治療が世界でもトップレベルであることを改めて感じました。一方で、ヨーロッパでCEマークを取得したdeviceは韓国でも使用できるとのことで、日本では未認可のdeviceも多く見ることができ、いわゆるdevice lagの問題点も痛感致しました。韓国人の英語は聞き取りやすく、お互いがnative speakerでないため、ヨーロッパやアメリカの学会と比較して、参加する敷居は低いと感じました。また、韓国人同士でも英語で活発な質疑応答がなされており、韓国人スタッフも比較的英語が通じる印象でした。

最後に、この場をお借りしまして、このような機会を与えてくださった重城先生、中澤先生を始めSUNRISE labの関係者の皆様、学会に招待いただいたAhn先生、Case Competitionを開催してくださったCordisの皆様には厚く御礼申し上げます。

この会をきっかけに今後とも精進して参りますので、宜しくお願い致します。

総合病院国保旭中央病院 循環器内科 荒川雅崇

REPORT

CCI Guro Live 2019参戦報告

2019年10月5日

東京医科歯科大学2014年卒、横須賀共済病院勤務、医師6年目の伊藤徳彦(いとうなるひこ)と申します。2019年7月11日に開催されたSUNRISE lab. case competitionでBest Presentation Awardを頂戴し、10月5日に韓国で行われたCCI Guro Liveに参加してきましたのでご報告を差し上げます。

前日の夜に金浦空港に到着し、現地のアテンド同行の元タクシーで宿泊先のLOTTE City Hotelにチェックインした後、近くのふぐ料理屋で今回お世話になったProf. Seung-Woon Rhaにお会いし、夕食をご馳走になりました。そこでは今回facultyとして招請されたinternationalな面々に囲まれ、各国の医療事情や論文を書き続けることの重要さなど話すことができ、有意義な時間を過ごすことができました。

翌日は朝7時にホテルを出発し、7時30分から開始されるCCI Guro Liveに参加させていただきました。今回は、韓国の種々の事情により、例年とは異なりビデオライブとなりました。

Complex Coronary CTO Lesionのsecond operatorとして参加させていただく予定でしたので残念な気持ちもありましたが、ビデオライブのコメンテーターという大役を頂き、緊張しながらも大変貴重な経験をさせていただきました。最初はProf. Rhaが横に座っていることに緊張しましたが、コメントをしやすいように誘導してくださり、むしろ途中からは非常に心強く感じました。

ビデオライブの症例は、造影でLMTからLCX/LADまで広範にわたり解離を起こした後のbailout、LCXのtrifurcation治療のstrategy、高度石灰化病変に対するDiamondbackの使用、の3症例でコメンテータを務めさせていただき、いずれも非常に教訓に富んだdiscussionとなりました。

午後にはAsia-Pacific Sessionで症例発表の機会もいただき、会場からは様々なコメントや質問をいただきました。会の最後には日本から参加した医師の代表としてコメントさせていただき、来年の再参加を誓ってきました。

会場から3分程度歩いた所にあるレストランで夕食にはサムギョプサルを頂きました。会に参加した多くの医師とチャミスルやマッコリを飲みながら他愛もない話をして交流を深めることができました。夕食にはProf. Rhaの奥様もいらっしゃり、夕食後にご自宅へ招待していただきました。

ご自宅は白を基調とした洗練されたインテリアで埋め尽くされていました。コーヒーをいただきながら、Prof. Rhaの臨床や教育に対するモチベーションからご家族の話まで大いに盛り上がりました。

今回Live PCIの2nd operatorを務めさせていただくことができなくなり非常に残念でしたが、これはまた今後リベンジさせていただきます。コメンテーターや発表を海外学会でさせていただき、またProf. Rhaを始めアジア各国の医師と交流できたことは非常に貴重な機会で今後の糧となるはずです。SUNRISE lab.の皆様、Prof. Rha、Cordisの皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

朝到着して横断幕の前に立つ筆者

朝到着して横断幕の前に立つ筆者

Korea University Guro Hospitalの外観は非常に清潔感のある洗練された建物

Korea University Guro Hospitalの外観は非常に清潔感のある洗練された建物

Prof. Rhaの横でビデオライブコメンテーターを務める筆者は緊張している様子

Prof. Rhaの横でビデオライブコメンテーターを務める筆者は緊張している様子

病院の食堂は清潔感があってとても広い

病院の食堂は清潔感があってとても広い

メニューも豊富で、Google翻訳を使いながらメニューの内容を吟味

メニューも豊富で、Google翻訳を使いながらメニューの内容を吟味

昼食のビビン麺はつるっとのどごしのある麺に辛いソースが絡んで非常に美味

昼食のビビン麺はつるっとのどごしのある麺に辛いソースが絡んで非常に美味

食後にGong chaのタピオカミルクティーを飲んで一服している菱刈先生(左)、筆者(中央)、重城先生(右)

食後にGong chaのタピオカミルクティーを飲んで一服している菱刈先生(左)、筆者(中央)、重城先生(右)

Case presentationをしている筆者

Case presentationをしている筆者

Case presentationをしている菱刈先生

Case presentationをしている菱刈先生

最後は白衣のProf. Rhaを囲んで会の成功をガッツポーズで締めくくる

最後は白衣のProf. Rhaを囲んで会の成功をガッツポーズで締めくくる

一口肉を食べればその度にチャミスルを頂くのが韓国スタイル。クセのない飲みやすいお酒で飲みすぎ注意

一口肉を食べればその度にチャミスルを頂くのが韓国スタイル。クセのない飲みやすいお酒で飲みすぎ注意

鴨肉のプルコギは甘辛のタレが絡み、弾力のあるさっぱりとした鴨肉に相性抜群

鴨肉のプルコギは甘辛のタレが絡み、弾力のあるさっぱりとした鴨肉に相性抜群

サムギョプサルの作法を教わっている筆者。肉は脂が焼いて落とされ旨味は凝縮、脂が流れ落ちる通り道に置かれたニンニクやキムチに肉の旨味がコーティングされ、それらをサンチュに巻いて一緒に食べれば絶品

サムギョプサルの作法を教わっている筆者。肉は脂が焼いて落とされ旨味は凝縮、脂が流れ落ちる通り道に置かれたニンニクやキムチに肉の旨味がコーティングされ、それらをサンチュに巻いて一緒に食べれば絶品

韓国料理の食べ方を教えてくれたDr. Kong (Mediplex Sejong Hospital; 写真左奥)、最初に気さくに話しかけてくださったDr. Lee (Changwon Fatima Hospital; 写真右手前)とCVBIOのCEOであるMr. Leeと乾杯(コンベ!)

韓国料理の食べ方を教えてくれたDr. Kong (Mediplex Sejong Hospital; 写真左奥)、最初に気さくに話しかけてくださったDr. Lee (Changwon Fatima Hospital; 写真右手前)とCVBIOのCEOであるMr. Leeと乾杯(コンベ!)

夕食会場にはProf. Rhaの奥様もいらっしゃりご挨拶。この後ご自宅に招待してくださいました

夕食会場にはProf. Rhaの奥様もいらっしゃりご挨拶。この後ご自宅に招待してくださいました

ご自宅では美味しいコーヒーと紅茶を嗜みながら新鮮なフルーツをいただき、韓国、中国、エジプト、日本の国際交流は非常に有意義でした

ご自宅では美味しいコーヒーと紅茶を嗜みながら新鮮なフルーツをいただき、韓国、中国、エジプト、日本の国際交流は非常に有意義でした

ジェントルなProf. Rhaは自家用車で我々をホテルまで送ってくださいました

ジェントルなProf. Rhaは自家用車で我々をホテルまで送ってくださいました

帰国前の金浦空港で海鮮豆腐チゲを注文。

帰国前の金浦空港で海鮮豆腐チゲを注文。

具だくさんでスープは魚介類の旨味が凝縮し、辛さも朝から食欲をそそる一品。最後まで韓国を堪能し、非常に有意義だったCCI Guro Liveやホスピタリティーに溢れる韓国の方々を思い出しながら帰路に就きました。

REPORT

第5回SUNRISE総会のご報告

2019年9月19日

CVIT2019 in名古屋の公式プログラムとして、第5回SUNRISE研究会総会を開催させて頂きました。今回のテーマは‘キャリア’でした。もちろん普通のキャリアを語ってもらっても面白みがないので、とっておきの‘振り切れてる’お三方にご登壇いただきました。アカデミックビジネスマン原先生、病院マーケティング竹田先生と、ジョイコン薬師寺先生です。三者三様のキレキレのお話に、会場の誰もが引き込まれてしまった90分間でした。

ぜひ多くの新たな出会いをライブでご一緒に。今回参加できなかった皆様も次回ぜひご参加ください。

特別講演

1. 国内だって研究、開発、起業ができる!
原 正彦 先生 (島根大学/日本臨床研究学会/株式会社 mediVR)

原 正彦 先生 (島根大学/日本臨床研究学会/株式会社 mediVR)

トップバッターの原 正彦先生は、3年前のCVITで衝撃的なお話をしていただいて以来のご登場でした。それ以降、われわれSUNRISEのsupervisorとしてご助言をいただいてまいりました。最近では、リハビリテーションの世界にVRで革命を起こし、政財界からも注目されるようになるまでの突き抜けたキャリアをお話いただきました。この尖りきったモチベーションを保ち続ける原先生の、言っていることくらいはなんとか理解できるようについていかなくては、と決意を新たにした15分間でした。

2. 病院外のコミュニケーションをキャリア形成にどう活かすか?
竹田 陽介 先生 (株式会社 Vitaly)

竹田 陽介 先生 (株式会社 Vitaly)

二番目の演者として、株式会社Vitalyを設立し、病院マーケティングから学会ブランディングまで幅広く手掛ける竹田陽介先生が登壇されました。竹田先生は自身を”持たざる者”とし、医師として専門医、博士号、病院での役職などを持っていないがゆえに新たな挑戦がしやすかった、と起業のエピソードをお話しいただきました。また、彼はヒトとのつながりが非常に大事であることを強調し、熱いパッションをもった竹田先生からは今後も医療の分野をコミュニケーションという観点から支えていくという決意を感じました。

3. 医師免許はこう使う! (事もできる) ~オモロイ人生を送るためのTips ~
薬師寺 忠幸 先生 (百人会議/女医コン/世田谷循環器研究会)

薬師寺 忠幸 先生 (百人会議/女医コン/世田谷循環器研究会)

最後は、第1回SUNRISE研究会総会で講演いただいた薬師寺忠幸先生に、5年ぶりに登壇いただきました。常識を逸脱した男、薬師寺忠幸の五年予後調査、というスタイルでご発表いただき、5年前のスライドと比較して現在の進捗を提示してもらいました。今回のCVIT総会でも彼の開発した”百人会議”がすべての部屋で稼働していることからも明白でしたが、5年間で多くの仕事を成し遂げてきた成果を見せていただくことができました。常にポジティブでぐいぐいと前に進む彼の姿は非常に印象的でしたが、家族との時間は非常に大事しており、ライフワークバランスという点でも若手の先生にためになる講演だったと感じました。

会場風景

REPORT

Competition 2019のご報告

2019年7月11日

TOPIC2019開催期間に合わせて、第6回SUNRISE Case Competitionを開催致しました。
Guest commentatorsとして、例年どおりKoreaからSeung-Woon Rha先生、Tae-Hoon Ahn先生を招聘。さらに前回優勝者の黄 俊憲先生をjudgeとしてお招きし、例年どおりTOPIC会場付近の会議室での開催となりました。
今年は諸事情により2名のドクターが直前でキャンセルという、前代未聞の事態となりましたが、逆に一名ずつ濃厚なプレゼンテーションとディスカッションが可能となりました。
厳正なる採点の結果、6名の精鋭のうち『Best Presentation Award』は伊藤 紀彦(いとう のりひこ)先生が受賞されました!
プライズゲッター横須賀共済病院からの刺客は、非常に丁寧に症例を検証し、日常臨床で起こり得る合併症に対する極めて高度な考察をしてくれました。彼には今年のGuro live (10/5 Seoul) のinvited facultyとなっていただき、lecturerとライブの2nd operatorを務めていただくことになります。また、僅差で2名の若者が特別賞を受賞。両名にはEncore liveでfacultyとしてお仕事をして頂きます。

毎回シンデレラボーイが誕生するこの会にまだご参加いただけていない先生は、次回ぜひpresenterもしくはaudienceとしてライブでご覧下さい!

【Presenters】(発表順)

1.荒川 雅崇 先生 (旭中央病院)
2.鈴木 啓示 先生 (博慈会記念病院)
3.横田 小平 先生 (湘南鎌倉総合病院)
4.宮下 耕太郎 先生 (上尾中央総合病院)
5.伊藤 紀彦 先生 (横須賀共済病院)
6.沢谷 知文 先生 (同愛記念病院)

【Best Presentation Award】

伊藤 紀彦 先生 (横須賀共済病院)

Urgent EVT for Dislodged Angio-Seal Arterial Closure Device; 2 case reports
Conclusion: We performed EVT for dislodgement of the arterial closure device. Open surgery or stent deployment may be the optimal treatment for arterial obstruction by the arterial closure devices than balloon dilatation.

【Special Presentation Award1】

荒川 雅崇 先生 (旭中央病院)

Efficacy of perfusion balloon Ryusei® for thrombotic lesions in patients with ACS
Conclusion: We used perfusion balloon for thrombotic lesion in patient with ACS in 8cases. All cases ended with TIMI3 and complete ST resolution. Perfusion balloon can be one of the treatment options for ACS with thrombotic lesions.

【Special Presentation Award1】

宮下 耕太郎 先生 (上尾中央総合病院)

Successful Endovascular Therapy for Acute Limb Ischemia Utilizing Proximal Protection Catheter via Popliteal Retrograde Approach.
Conclusion: We successfully achieved ”full-revascularization” for acute limb ischemia. It will be feasible to use for a balloon-tipped occlusion catheter (Optimo®) via Popliteal artery as a distal protection device.

会場風景

REPORT

第5回SUNRISE YIAのご報告

2019年1月12日

去る1月12日、第5回SUNRISE研究会YIA (Young Investigator Award)を開催いたしました。今回ははじめて慶応義塾医学部キャンパスを離れ、東京駅近くの会議室での開催となりました。
審査委員長として、第1回SUNRISE reporterを務め、young JapanのメンバーでJACCを射止め、今や心不全界の若手のエースである末永 裕哉 先生をお招きし、SUNRISEの3名にsupportersからの5名を加えた総勢9名のジャッジで臨みました。
全国各地から(自腹で)集まっていただいた海外留学予定の若き12名の循環器内科医に、今回のテーマ『困難への対応』について、10分間の英語プレゼンにより各々の情熱をアピールしていただきました。
粒ぞろいのcandidates (今年も♂のみ)のなか見事最優秀賞に輝いたのは、毎年ツワモノを送り込んでくる東京医科歯科大学の平澤 憲祐 (ヒラサワ ケンスケ) 先生でした。惜しくも大賞を逃したほか4名の精鋭たちとともに、以下に受賞コメントを掲載させていただきます。

いつもの学会では絶対に見られない、大活躍する直前のドクターズの全力の戦いを次回もぜひ会場でご覧ください。

【Best Presentation Award】Gold

平澤 憲祐 先生(東京医科歯科大学)
Kensuke HIRASAWA, MD. (Tokyo Medical and Dental University)
留学先: Leiden University Medical Center, the Netherlands

平澤 憲祐 先生(東京医科歯科大学)この度Gold prizeを受賞させていただきました平澤憲祐と申します。錚々たる参加者の中で過分なご評価をいただき大変光栄に感じております。自身のプレゼンテーションを見返してみても発表順や場の雰囲気に助けられた受賞だったと感じておりますが、私にとって一つの自信となりました。この結果は一つの目標ではありましたがSUNRISEの名前と同様、留学を目指す我々にとって一つのスタートでしかありません。SUNRISE YIA受賞者という責任を背負い、留学先でも大輪の花を咲かせられるように今後も精進していきます。参加者の皆様、審査員の先生方、Supporter企業の皆様、そして関われられた全ての皆様にこの場を借りて感謝いたします。

【Best Presentation Award】Silver

清家 史靖 先生(愛媛大学)
Fumiyasu SEIKE, MD. (Ehime University)
留学先: CRF, Columbia University, US

清家 史靖 先生(愛媛大学)Silverに選出いただきありがとうございます。昨年Goldに選出いただきました川上先生が後輩であり、先輩方からのpressureも強く、準備の時間はかなりしんどかったです。しかし、私の場合には、やりたいこと、留学先選択の理由ははっきりしていたので、すばらしいメンバーの中でのpresentationは本当に楽しい時間でした。Coronary Imagingで出来ることはまだまだあります。IVUS/OCT-derived FFRで世界に挑戦してきます!

【Best Presentation Award】Bronze

中島 孝 先生(岐阜大学)
Takashi NAKASHIMA, MD. (Gifu University)
留学先: Bordeaux University, France

中島 孝 先生(岐阜大学)SUNRISE YIAでのプレゼンを作成するにあたり、改めて(はじめて?)留学の意義たるものを自問自答することができました。SUNRISE YIAに参加しなければ、ここまで留学の目的を突き詰めることはなかったと思います。ゆえにSUNRISE YIAに参加したことで、留学生活がより実りあるものになることを確信しております。そこにこのような賞までいただいて、感極まっております。SUNRISE YIAから、一つの責任と使命をいただいたと感じております。その責任と使命を果たそうと思います。

【Best Presentation Award】the 4th

黒田 俊介 先生(亀田メディカルセンター)
Shunsuke KURODA, MD. (Kameda Medical Center)
留学先: Cleveland Clinic Foundation, US

黒田 俊介 先生(亀田メディカルセンター)このような評価をいただけたことは大変光栄に存じます。このプレゼンテーションの準備期間中は、自分と向き合う良い機会でもありました。試行錯誤して出した結論や気持ちをぶつけることはできたのではないかと勝手に思っています。まだ、何も成し遂げておらず、スタートラインに立ったにすぎませんが、誰でも立てるスタートラインでもありません。このチャンスを生かして、大きく飛躍したいと考えています。

【Best Presentation Award】the 5th

本田 泰之 先生(自衛隊阪神病院)
Yasuyuki HONDA MD. (Japan Ground Self Defense Forces Hanshin Hospital)
留学先: Johns Hopkins University, US

本田 泰之 先生(自衛隊阪神病院)The 5th Award をいただき、素直に光栄に思います。
一年前に、島を出ていくFirst Penguinの物語に引き込まれました。発信する重要性を感じ、この度YIAに応募しましたが、うまく言葉が出てこない私自身のプレゼンテーションを終了し、上位者との差は相手に伝える力だと実感しました。
私は、島に戻るFirst Penguinになることを目指します。Second Penguinが島に戻りたくなるように、多くのことを学んできたいと思います。

惜しくも受賞を逃した精鋭たち(発表順)

1. 荒木 誠 先生 (横須賀共済病院) Harvard medical school, US
2. 川嶋 秀幸 先生 (帝京大学) Cardialysis, Netherlands
3. 池岡 邦康 先生 (NTT西日本大阪病院) University Hospitals Harrington Heart & Vascular Institute, US
4. 原 弘典 先生 (東京大学) Amsterdam University Medical Center, Netherlands
5. 中島 真 先生 (帝京大学) New York University Langone Health, US
6. 松田 祐治 先生 (東京医科歯科大学) Padova University Hospital, Italy
7. 佐藤 啓 先生 (東京大学) The University of Queensland, Australia

捲土重来をお待ち申し上げます。

審査委員長 末永 祐哉 先生(順天堂大学)
Jury President: Yuya MATSUE (Juntendo University)

審査委員長 末永 祐哉 先生(順天堂大学)

この度、光栄なことに第5回SUNRISE YIAの審査委員長を務めさせていただきました。私自身がこのSUNRISEにおいて2014-2015年のレポーターを務めさせていただいたこともあり(http://sunrise-lab.net/blog/)、このような機会をいただけたことを大変感謝しております。
今回は12名の海外留学に挑む循環器内科医の方々のプレゼンを目の前で見せていただきましたが、4時間が本当にあっという間でした。わずか10分のプレゼンがこれからの研究者、医師人生を大げさではなく左右する為、各プレゼンターの先生たちにかかるプレッシャーは大きかったと思いますが、私からすればその事こそがそれぞれのプレゼンテーションを魅力的に煌めかせ、聴いている人をあれほど引き込んだ最大の要因なのだろうと思います。
留学から帰ってきてもまだまだ医師人生は続きますし、帰国後は、まるで海外にいた事は一瞬で過ぎ去った夢のように思う事もあります。しかし、それは確実に皆さんの考え方、生き方、人生を大きく変えます。自分の人生のストーリーは自分が主体的に行った選択の結果であり、皆さんはすべての人ができるわけではない「海外留学」という選択をしました。その結果は良い悪いという二元論ではなく、皆様の人生に海外留学という選択の結果として、その選択をしなければ絶対に生じえなかった新たなストーリーが加えられるという事のみだとおもいます。私は今回の12名のプレゼンターの皆様の今後のストーリーに非常に興味がありますし、いつか再度お会いして拝聴するのを楽しみにしております。
最後になりましたが、そのものがなんであれ、「皆様が留学で得たいと思っているもの」が得られることを心から祈念しております。

会場風景

REPORT

第5回The 5th Structure Club Japan meets SUNRISEのご報告

2018年9月28日

ストラクチャークラブ・ジャパンのご厚意により“第5回SCJ meets SUNRISE”を学会内プログラムとして開催させていただきました。
今回はOCEAN registryからpublishされた論文のfirst authorsをお招きし、acceptまでの表と裏のお話をしていただくという趣旨でした。
Registryへの参加、着想から書き始め、どのjournalから投稿するのか、そして実際のreviewerとのやりとりまでが喜びと苦労とともに生々しく語られました。OCEAN registry取りまとめのSUNRISE林田を含め、参加されたみなさまとともに、OCEANの運用ルールや執筆のtip & tricksを共有することができ、明日からの執筆活動に生かされる実践的なディスカッションになりました。結論としては’ヤル気’ってことでした笑。

ご発表いただいた先生

1. "Circulation"執筆の実際
志村 徹郎 先生 (豊橋ハートセンター)
2. OCEAN-TAVI論文 発案から執筆まで
水谷 一輝 先生 (大阪市立大学)
3. 最も苦労したOCEAN-TAVI論文
日置 紘文 先生 (帝京大学)

REPORT

Case Competition 2018のご報告

2018年7月12日

TOPIC2018開催期間に合わせて、第5回SUNRISE Case Competitionを開催致しました。
Guest commentatorsとして、例年どおりKoreaからSeung-Woon Rha先生、Tae-Hoon Ahn先生を招聘。さらに前回優勝者の菱刈景一先生をjudgeとしてお招きし、TOPIC会場付近の会議室での開催となりました。
今年は参加ご希望のドクターが多く、事前に締め切るという前代未聞の事態となりました。そのため本番では、例年よりもやや短い時間でのプレゼンをお願いすることになりましたが、逆にエッセンスが抽出された非常に濃密な時間を過ごすこととなりました。
厳正なる採点の結果、8名の精鋭のうち『Best Presentation Award』は黄 俊憲(こうとしのり)先生が受賞されました!このシュッとした若武者には今年のGuro live (10/18-20 Seoul) のinvited facultyとなっていただき、lecturerとライブの2nd operatorを務めていただくことになります。また、僅差で2名の若者が特別賞を受賞。両名にはEncore liveでfacultyとしてお仕事してきて頂きます。

毎回シンデレラボーイが誕生するこの会にまだご参加いただけていない先生は、次回ぜひpresenterもしくはaudienceとしてライブでご覧下さい!

【Presenters】(発表順)

1.鈴木 智詞 先生 (大阪警察病院)
2.小嶋 啓介 先生 (日本大学医学部付属板橋病院)
3.水澤 真文 先生 (横須賀共済病院)
4.黄 俊憲 先生 (日本医科大学多摩永山病院)
5.菊池 進之介 先生 (横浜市立大学附属市民総合医療センター)
6.坂本 泰成 先生 (済生会横浜市東部病院)
7.重永 豊一郎 先生 (横浜市立大学附属病院)
8.増田 新一郎 先生 (東京都立広尾病院)

【Best Presentation Award】

黄 俊憲 先生 (日本医科大学多摩永山病院)

Successful percutaneous thrombectomy of acute limb ischemia using Fogarty catheter
Conclusion: Percutaneous thrombectomy using a Fogarty balloon catheter was successfully performed for ALI. Endovascular treatment using a large bore sheath and Fogarty balloon catheter make it possible to remove massive thrombi.

【Special Presentation Award1】

水澤 真文 先生 (横須賀共済病院)

A rare PCI case of RITA after CABG: the usefulness of the multimodality intravascular imaging
Conclusion: We experienced a rare PCI for RITA graft after CABG. The multimodality intravascular imaging was very useful to elucidate the pathological mechanism.

【Special Presentation Award1】

菊池 進之介 先生 (横浜市立大学附属市民総合医療センター)

A case of repeated recurrent acute coronary syndrome due to in-stent restenosis
Conclusion: Coronary artery inflammation caused by first-generation DES and Takayasu arteritis can be related to the mechanism of in-stent restenosis. Adventitial thickening on IVUS may be important findings of coronary artery inflammation.

会場風景

REPORT

SUNRISE Research - abstract –のご報告

2018年6月1日

去る6月1日、愛知県名古屋において、「海外学会にsubmitする前の抄録を複数の査読者で添削する」という新しい試みをOrbus Neich®のご協力のもと行いました。対象の学会としては、最難関のひとつであるAHAを選択しました。事前に東海大学伊刈教授とSUNRISE林田による添削を行い、オンサイトでは中澤、重城および原の3名と、お招きした高木健督先生(大垣市民病院)、田中哲人先生(名古屋大学)を含めた総勢10名を超えるドクターで熱いディスカッションを行いました。

https://professional.heart.org/professional/EducationMeetings/MeetingsLiveCME/ScientificSessions/UCM_316900_Scientific-Sessions.jsp

今回abstractを持ち寄っていただいた精鋭は、
根岸 陽輔先生(岡崎市民病院)
吉岡 直輝先生(大垣市民病院)
柴田 直紀先生(一宮市民病院)
大森 寛行先生(岐阜ハートセンター)
朴 美仙先生(島根大学)
の5名であり、それぞれ非常に個性的でclinically relevantな素晴らしい内容でした。

最終的にmodifyしたものをsubmitしていただいた結果、根岸先生、大森先生および朴先生の3名のabstractが見事採択されました!もちろん修正前のものはsubmitしていないので、修正の貢献度は不明ですが、60%の採択率はgreatですね。
11月のChicagoでの発表は改めてご報告させていただきます。乞うご期待。

次はあなたの街に伺いますよ。

Abstracts

根岸先生 (ポスター11/11/2018 10:30AM)

Contrast-induced nephropathy and long-term clinical outcomes following percutaneous coronary intervention in patients with advanced renal dysfunction (estimated GFR ‹ 30)

Background: The incidence of contrast-induced nephropathy (CIN) increases with the progression of renal dysfunction. Therefore, percutaneous coronary intervention (PCI) are frequently avoided in patients with advanced renal dysfunction due to fear of CIN, which may result in poor outcomes. On the other hand, recent reports have shown that PCI can be safely performed even in patients with advanced renal dysfunction by instituting appropriate CIN-prevention strategies. However, data are limited regarding the occurrence and prognostic influence of CIN in patients with advanced renal dysfunction.
Methods: We examined the data obtained from 323 consecutive patients with advanced renal dysfunction (estimated glomerular filtration rate [eGFR] ‹30 mL/min/1.73 m2) who underwent PCI at 5 hospitals between 2011 and 2016. CIN was defined as a ≥25% increase in baseline serum creatinine levels and/or a ≥0.5 mg/dL increase in absolute serum creatinine levels within 72 h after PCI. Incidence of all-cause death and the initiation of permanent dialysis were examined during follow-up.
Results: The prevalence of emergency/urgent PCI was 53.3%. Intravascular ultrasound was used in 266 patients (82.4%), and the volume of contrast used was 71.7±57.2 mL. CIN was observed in 31 patients (9.7%). Patients who developed CIN more commonly presented with shock and pulmonary congestion and received emergency/urgent PCI and had received a greater volume of contrast agent. The median follow-up duration was 656 days (interquartile range 257–1143 days). The cumulative rates of all-cause death or the initiation of permanent dialysis, all-cause death, and the initiation of permanent dialysis were 38.1%, 25.9%, and 18.2%, respectively at 2 years. A comparison between patients with and without CIN showed no significant intergroup differences in the occurrence of the aforementioned events.
Conclusions: The development of CIN was not a common occurrence if PCI was performed by instituting appropriate CIN-prevention strategies even in patients with advanced renal dysfunction. The long-term prognosis following PCI is observed to be poor in this studied population.

大森先生 (ポスター11/10/2018 2:15PM)

Use of Mid-distal, rather than Far-distal, Measurement of Computed Tomography-Derived Fractional Flow Reserve for More Accurate Evaluation of Ischemic Status

Introduction: Computed tomography-derived fractional flow reserve (FFR-CT) has recently been introduced in clinical settings as one of the novel coronary imaging technologies. However, the ideal position for FFR-CT measurements is unknown.
Hypothesis: The ideal position for FFR-CT measurement should be at the mid-distal site, where the distal sensor of the invasive fractional flow reserve (FFR) wire is expected to be placed, as far-distal FFR-CT measurements may overestimate the presence of ischemia.
Methods: The FFR-CT and invasive FFR values were assessed prospectively in 390 vessels (luminal stenosis in coronary CT ≥50%) in267 patients at our institution. FFR-CT was measured at far-distal and mid-distal (Figure), where the distal sensor of the invasive FFR wire is expected to be placed. The predictive accuracies of mid-and far-distal FFR-CT were compared using the DeLong method of area under the curve (AUC) of the receiver-operating characteristics by setting invasive FFR of ≤0.80 as objective variable. The positive and negative predictive values of FFR-CT of 0.80 were also evaluated.
Results: The median age of the patients was 71 years, and 65.5% of the patients were men. The AUC of the mid-distal FFR-CT was greater than that of the far-distal FFR-CT (0.87[95% CI,0.83–0.90]vs 0.81[95% CI,0.76–0.85], p ‹0.001). The positive predictive value (PPV)of the mid-distal FFR-CT was also better than that of the far-distal FFR-CT (77.7% vs 57.9%), whereas the negative predictive values (NPV) were comparable between the mid-and far-distal FFR-CT (84.5% vs 85.0%). These tendencies were common when coronary arteries were evaluated in each.
Conclusions: The far-distal FFR-CT over estimated the presence of ischemia as compared with the invasive FFR. Mid-distal FFR-CT is more accurate than far-distal FFR-CT, and FFR-CT should be measured at the mid-distal site, where the distal sensor of the invasive FFR pressure wire is expected to be placed.

朴先生 (ポスター11/11/2018 10:30AM)

Delirium is associated with high mortality in octogenarian patients with acute decompensated heart failure

Introduction: Delirium is associated with high mortality in elderly patients who undergo cardiac surgery, partly owing to difficult management with negative hemodynamic aspects of antipsychotics. However, the prognostic impact of delirium in elderly patients with acute decompensated heart failure (ADHF) and the factors associated with delirium are unclear.

Hypothesis: Delirium has a negative prognostic impact in octogenarian patients with ADHF.
Methods: This prospective observational study enrolled 75 consecutive patients admitted with ADHF between January 1 and May 31, 2018, at our institution. To assess the prognostic impact of delirium, the patients were classified into two groups according to the presence of delirium during hospitalization diagnosed using DSM-5. The primary end point was 3-month all-cause mortality from the time of hospitalization. The difference in survival was evaluated using a log-rank test; and the prognostic impact of delirium, using a multivariable Cox regression analysis. Factors associated with delirium during hospitalization were also assessed using a multivariable logistic regression analysis.
Results: The patients’ median age was 82 years. The proportions of men and those with ischemic heart disease as the etiology of ADHF among the subjects were 53% and 37%, respectively. During hospitalization, delirium occurred in 26 patients, and 3-month survival was statistically different between the patients with and those without delirium (48.5% vs 90.8%, p=0.026). Delirium was associated with high mortality (adjusted hazard ratio, 95% confidence interval [CI]: 7.0, 1.0–48.7; p=0.049). Factors associated with delirium included history of dementia (adjusted odds ratio, 95% CI: 5.3, 1.7–18.3; p=0.005).
Conclusions: Delirium was associated with high mortality in octogenarian patients with ADHF. We discuss the possible management and preventive strategies of delirium at presentation.

REPORT

第4回SUNRISE YIAのご報告

2018年1月27日

去る1月27日、慶応義塾大学医学部構内において第4回SUNRISE研究会YIA (Young Investigator Award)を開催いたしました。
今回のジャッジは、審査委員長として北里大学教授の阿古 潤哉 先生をお招きし、SUNRISE世話人3人+1(原 正彦 先生)にsupportersからの6名を加えた総勢11名で臨みました。
全国各地から集まっていただいた海外留学予定の若き12名の循環器内科医(+麻酔科医)に、今回のテーマ『自分がほかの人と違うところ』について、10分間の英語プレゼンにより各々の情熱をアピールしていただきました。
粒ぞろいのcandidates(♂のみ)のなか、見事最優秀賞に輝いたのは、愛媛から大応援団を率いて来場された川上 大志 先生(愛媛大学)でした。惜しくも大賞を逃したほか5名の勇者たちとともに、以下に受賞コメントを掲載させていただきます。

いつもの学会では絶対に見られない、大活躍する直前のドクターズの全力の戦いを次回もぜひ会場でご覧ください。

【Best Presentation Award】Gold

川上 大志 先生(愛媛大学)
Hiroshi KAWAKAMI, MD. (Ehime University)
留学先: Baker Heart and Diabetes Institute, Melbourne, Australia

川上 大志 先生(愛媛大学)

「失うものは何もなし!」という思いでSUNRISE YIAという荒波に飛び込んだ四国のファーストペンギンこと川上大志です。今でも夢なのではないかという気持ちですが、大変光栄に存じます。今回の挑戦を通じて、自分自身と真剣に向き合うことができ、また、すごい情熱を持つたくさんの同志に出会うことができました。本当にありがとうございました。チャンスを下さったSUNRISE Labの皆様のご期待に添えるよう精進いたします。そして、オーストラリアから少しでも有益で面白い情報をお伝えできるよう頑張ります。どうぞ宜しくお願い致します。

【Best Presentation Award】Silver

奥野 泰史 先生(三井記念病院)
Taishi OKUNO, MD. (Nagoya University)
留学先: University of Bern, Bern, Switzerland

奥野 泰史 先生(三井記念病院)

大変素晴らしい先生方の中で、幸運にもこのようなご評価を頂けたことを大変光栄に思います。まだあまり実績もなく、特別な専門分野もない私でしたので、さすがに1番は難しいかと思って、2,3番狙いで少しふざけた仕上がりにしてみましたが、うまく作戦がハマってよかったです。すでにVisionが明確な他の先生方とは違って、まだ盲目的に突っ走っているだけのような私ですが、最後にSUNRISEの偉大な先輩方から後押しするようなコメントを頂けて、またやる気に火がつきました。引き続き頑張ります。本当にありがとうございました!

【Best Presentation Award】Bronze

水野 篤 先生(聖路加国際病院)
Atsushi MIZUNO, MD. (St. Luke’s International Hospital)
留学先: Center for Health Incentives and Behavioral Economics, Philadelphia, US

水野 篤 先生(聖路加国際病院)

はっきり言って、雑プレゼンで本当に皆様申し訳ありません。熱い思いだけくみ取っていただけたようでありがたく思います(分野特殊大賞だと思います)。
熱い空気で、ノドからからで始まったので、英語のアドリブはリスクが高いということを理解していただけると思います。帰国後の水野英語アドリブを楽しみにしてください(笑)。本当に感謝しております。気合いれてきたいと思います。まだ決定していないのが恐縮ですが、よろしくお願いします。

【Best Presentation Award】the 4th

小暮 智仁 先生(東京女子医科大学)
Tomohito KOGURE, MD, PhD. (Tokyo Women’s Medical University)
留学先: Evelina London Children’s Hospital, London, UK

小暮 智仁 先生(東京女子医科大学)

知らない世界を見たい、知りたい、感じたい。世界に打って出ようじゃないですか。世界を驚かせてやろうじゃないですか。
先を見据える同年代循環器医の熱量を感じ、自分もやってやろうと決意を新たにしました。今後もでっかい夢を持って挑戦していきます。

【Best Presentation Award】the 5th

重城 聡 先生(亀田総合病院)
Satoshi JUJO, MD. (Kameda Medical Center)
留学先: SimTiki Simulation Center, Telehealth Research Institute, John A. Burns School of Medicine. University of Hawaii, Hawaii, US

重城 聡 先生(亀田総合病院)

私の立場は、循環器内科医でなく、麻酔科医。
留学の目的は、最先端の知識でなく、医学教育。
このような私に、価値を見出し、スポットライトを当ててくださった、SUNRISE研究会の先生方に感謝申し上げます。利他の精神とsimulation based educationを通して、この御恩は、pay backするのではなく、pay forwardし、医学教育に尽力されている先生方、並びにnext generationに還元していけたらと考えております。

【Best Presentation Award】the 6th

野口 将彦 先生(東京ベイ・浦安市川医療センター)
Masahiko NOGUCHI, MD. (Tokyo Bay Urayasu Ichikawa Medical Center)
留学先: Cardiovascular Research Foundation, Columbia University Medical Center, NY, US

野口 将彦 先生(東京ベイ・浦安市川医療センター)

SUNRISE YIAに参加し、このような評価を頂けたことを非常に嬉しく思っています。今までのキャリアを見つめ直し、今後自らがしたいこと成すべきことを考える絶好の機会になりました。留学に快く送り出してくれた多くの方々への感謝の気持ちを忘れず、留学生活を最高に楽しんできたいと思います!

惜しくも受賞を逃した精鋭たち(発表順)

1. 新田 大介 先生 (東京大学) University of Chicago, US
2. 藤野 雅史 先生 (国立循環器病研究センター) Beth Israel Deaconess Medical Center, Harvard Medical School, US
3. 藤村 達大 先生 (山口大学) Cardiovascular Research Foundation, Columbia University Medical Center, US
4. 松田 祐治 先生 (東京医科歯科大学) Padova University Hospital, Padova, Italy
5. 福冨 基城 先生 (佐野厚生総合病院) The Heart Center, Rigshospitalet, Copenhagen, Denmark
6. 南 健太郎 先生 (群馬県立心臓血管センター) Na Homolce Hospital, Prague, Czech Republic

捲土重来をお待ち申し上げます。

審査委員長 阿古 潤哉 先生(北里大学)
Jury President: Junya AKO (Kitasato University)

審査委員長 阿古 潤哉 先生(北里大学)

この度、審査委員長として12名の若き臨床医の海外留学にかける思いと今までの実績を拝見させていただいた。それぞれに異なるバックグラウンドから、また様々な留学の目的であったが、しかし今後の研究や留学にかける思いはどの参加者からも同様に心の底に響くほど伝わってきた。いずれの英語のプレゼンテーションもレベルが高く、甲乙つけがたい内容であり、全ての方に賞を出したいと心から思ったほどある意味心地よい後味の残る戦いであった。私が留学を志した頃のことも思い出したが、これほど十分には準備できていなかったと少し恥じ入るような気持ちで若者たちのプレゼンテーションを聞きつつ、私こそがここSUNRISEでは学びに来た側だったことを最後には気づかされた4時間であった。ここに集まった若き医師たちが、今後の日本の心臓病学のみならず、世界のmedicineいやscienceの将来を背負って立つのは間違いなかろうと確信している。全ての参加者の留学の成果を心から祈り、またSUNRISEの成功をあらためて祝福したいと思う。

会場風景

REPORT

第4回SCJ Meets SUNRISE~SHD留学最前線のご報告

2017年11月4日

ストラクチャークラブ・ジャパンのご厚意により“第4回SCJ meets SUNRISE~-ROAD to TAVI Operator”を学会内プログラムとして開催させていただきました。
今回は4人のゲストスピーカーをお招きして、国内TAVIハイボリュームセンターの実情とオペレーター育成のシステムについてご発表いただきました。各施設、さまざまな基準をもとに段階的にTAVIのオペレーターになるまでの過程をご紹介いただきました。議論としては次期オペレーターがどのレベルに達したらメインオペレーターが不在でもその施設でTAVIが可能になっていくのか?(現状ではなかなか難しいようです)や、PCIの術者としてどの程度のレベルであるべきか?などがあげられました。まだまだ新しい分野であり今後どのような教育システムを設けるのが良いのかは議論の余地がありそうです。

ご発表いただいた先生方

森野禎浩先生鈴山寛人先生:済生会熊本病院
多田憲生先生:仙台厚生病院
田中誠先生:慶応義塾大学附属病院
森野禎浩先生:岩手医科大学付属病院

会場風景

集合写真

REPORT

CCI Gujo Live 2017 参戦報告

2017年10月19日〜21日

皆様、はじめまして。私は平成20年に東京医科歯科大学を卒業し、現在は横須賀共済病院循環器センター内科に勤務している菱刈景一と申します。このたびSUNRISE研究会 Case Competition 2017でBest Awardを頂き、FacultyとしてCCI Guro Live 2017に参加させて頂きましたので、その概要を報告させて頂きます。

第4回CCI Guro Liveは2017年10月19日から21日にかけて韓国のKorea University Guro Hospitalとロッテシティホテルで開催されました。初日の夜はAsia-Pacific Session、2日目はPCIのライブと教育講演、3日目はEVTのライブと教育講演という構成でした。3日間盛り沢山の内容で、日中はライブに参加して夜は熱い議論という感じで、私にとっては初めての韓国訪問でしたが、存分に楽しめました。

初日の夜は、ロッテシティホテルでのcase discussionと教育講演でした。

ロッテシティホテルの学会会場入り口

ロッテシティホテルの学会会場入り口

参加国はインド、中国、韓国、エジプト、日本が多く、夕食とお酒を楽しみながらの議論ですが、かなり盛り上がり、夜遅くまで議論は続きました。

学会会場ではお酒を飲みながら議論が白熱しました。

学会会場ではお酒を飲みながら議論が白熱しました。

日本からの発表はCTOに対するPCIや、OCTのような血管内imagingが多いのに対して、韓国の発表は下肢のDCBや新しいdeviceの発表が多かったのが印象的でした。

2日目はKorea University Guro Hospitalにてcomplex PCI Liveで主にRha先生によるPCI Liveでした。一人でCTOを含めて9件ほどこなしており、その間に会場のmoderator、panelistとも活発に議論をするという形式でした。空いた時間には教育講演がなされて盛り沢山の内容でした。印象的だったのは、Guro HospitalではPCI時の穿刺は遠位橈骨動脈を使用しており、その止血法も特許をとっているようで、日本ではあまり見ない方法で勉強になりました。CTOに関するPCIはanteがメインで、retroはあまり使用しないようでした。いずれにしてもRha先生のタフさには驚嘆する一日でした。

Korea University Guro Hospital

Korea University Guro Hospital

Guro Hospitalには横断幕が張っていました。

Guro Hospitalには横断幕が張っていました。

中央が筆者、右端がRha先生。

中央が筆者、右端がRha先生。

PCI後は夕方、ロッテシティホテルに戻りcase discussionと教育講演で盛り上がりました。この日は夕食に、日本から来ている他の先生方と韓国の町でマッコリを飲み多いに盛り上がりました。韓国はタクシー社会で非常に料金が安いのでかなり遠くに行けます。ただ、旅行者がみんなタクシーを使用するので帰りはタクシーを捕まえるのに1時間近くかかりました。

日本から参加された先生方とマッコリ(左中央が筆者)。

日本から参加された先生方とマッコリ(左中央が筆者)。

最終日はcomplex EVT Liveで私もRha先生とカテーテル治療に入らせて頂きました。患者は左下肢のRutherford ⅣのCLIで病変はSFAの高度狭窄病変とATAのnear CTO病変でした。私が入室した際には、Rha先生自身が、私が今回Guro Liveに参加することになった経緯や私自身について細かくご紹介くださり、非常に嬉しかったです。病歴と方針をカテ室から会場に英語で私が説明して、Rha先生がwiringするかたちでEVTが始まり、EVT中も日本ではどんなwireを使うかとか、Rha先生から色々な質問を頂きながらEVTに参加することができて非常に有意義でした。

会場のモニターから撮影

会場のモニターから撮影

左端からエジプトからの医師、Rha先生、筆者。

左端からエジプトからの医師、Rha先生、筆者。

無事にEVTが終わった後は、私も会場で自身が日本で経験した症例を発表させて頂き、座長のRha先生、東京女子医科大学付属病院の重城先生をはじめ、エジプトから参加した医師からもいくつかご質問・ご意見をいただき、 多くの先生に関心を示していただけました。

会場からは色々と質問を頂きました。

会場からは色々と質問を頂きました。

全てのプログラムが終了した後は、恒例の焼肉打ち上げ会に参加させて頂きました。日本から出席した医師の他に、Rha先生の下に留学しているエジプト、中国の医師、Guro HospitalのスタッフらとRha先生を交えてマッコリ、焼酎を飲みながら焼肉を楽しみました。

恒例の焼肉パーティーは大いに盛り上がりました!

恒例の焼肉パーティーは大いに盛り上がりました!

これまで、AHAやESCのようないわゆるmajorな学会に参加して発表したことは何度かありましたが、実際に海外の学会でカテーテル治療のLiveに入らせて頂き、2nd Operatorとして仕事をさせて頂く事はなかったので、非常に有意義な経験になりました。Rha先生をはじめ、Guro Hospitalのstuffもみな親切で、主催側と参加医師の距離が非常に近く、質問や議論がしやすい事がGuro Liveのいい点だと思います。余談ですが、なんと、先日TOPIC2018の開催に際して訪日しているRha先生とSUNRISEの会でお会いさせて頂き、CCI Guro Live 2018のお招きと症例発表の機会を頂きましたので、是非、教育的な症例を持参して今年も参加させて頂きたいと思っています。この場を借りて、このような機会を与えてくださった重城先生、中澤先生を始め、SUNRISE labの皆様、Rha先生、そしてcompetitionを開催して下さったCordisの皆様に感謝を申し上げたいと思います。

REPORT

ENCORE Seoul Live 2017 参戦報告

2017年9月22日

SUNRISEの皆様、そしてこれを読んで頂いている皆様、私は平成19年卒の日本医科大学循環器内科の三軒(さんげん)と申します。今回私は、TOPIC 2017の日程にあわせて開催された第4回SUNRISE case competitionにて韓国の重鎮であるTae-Hoon Ahn先生からAwardを頂戴し、ENCORE LIVE 2017へFacultyとして参加させて頂きました。私にとって大変貴重な経験となり、それを還元するReportを書かせて頂く機会を頂戴いたしましたので、ここに記させて頂きます。

はじめに、SUNRISEのCase competitionに関してですが、昨年はawardを取れず、今年は2回目のチャレンジでした。前年に、英語力の重要性を痛感させられ、英会話に通う等の打開策を練っていましたが、結局、日々の仕事を言い訳に、特に具体的な英語力を身につける努力をすることも出来ずに今年のCase competitionを迎えてしまいました。今年も英語が流暢で、内容も素晴らしい先生の発表を聞きながら、今年も受賞は厳しいなと思っていたところ、幸運にも横須賀共済病院の菱刈先生に次ぐ第2位(旭中央病院の早川先生と同点)として受賞させて頂き、ENCORE LIVEに参加させて頂く運びとなりました。

さて今回私が参加させて頂いたENCORE LIVEですが、韓国ではTCTAPに並ぶ大きな規模のLive demonstrationです。Coronary、EVT、そしてSHDのセッションがあり、LIVE session roomが2つほどありました。参加されている医師の年齢層も幅広く、Lectureのコースも各分野が充実しており、ここには韓国の若い先生と思われる先生の参加が目立ちました。私自身は海外Liveに参加した時は、日本では見ることのできないデバイスのデータや実際の使用を中心に勉強する様にしておりますが、今回もEVTにおけるatherectomy deviceやDCBの話を中心に勉強させて頂きました。日本でも近い将来に導入されることが楽しみです。EVT Liveで感じたのは症例の選択が日本のLiveとは異なるということです。日本ではかなり難易度の高い症例をExpertの先生が治療するという内容が多いかと思います。一方、今回のLive caseの症例はそのような症例と比較すると難易度ではやや劣るものの、逆に臨床で比較的直面しがちなものが多いと感じました。このあたりは海外と日本の考え方の違いなのではないかと思いました。

私自身は仕事の関係で2日目からの参加となりました。仁川空港から地下鉄で会場に向かったのですが、思った以上に時間がかかり、正午頃に空港についたものの、会場についたのは夕方近くになってしまいました。到着当日はLiveを見ようかと思っていたところ、会場につくとその日に開催されるCross Border Conferenceという日本と韓国の医師による研究会での発表が予定されていました。聞いていませんでした(笑)。とはいえ、せっかくの機会なので発表をさせて頂いたところ、日本サイドの優秀賞を頂き、来年のEncore Liveへのご招待を頂きました。最初はどうなることかと思いましたが、Cordisさんありがとうございました。

翌日にはEVTのcase presentationとlecture sessionのpanelistのお仕事を努めさせて頂きました。case presentationでは時計台記念病院の丹先生が最優秀賞を受賞されておりました。内容、英語力ともにまだまだ自分には足りない点を痛感するとともに、来年に向けての目標となりました。Lecture sessionは、DCB、DES、atherectomyが主な内容でした。日本からは飯田先生、蘇我先生がpanelistを努められてらっしゃいました。日本と韓国のエキスパートの先生の中に自分が混ざるのはおこがましいとは思いましたが、日本でもほとんどやったことのないpanelistの機会でしたので、ただ座っているだけでは勿体無いと思い、質問の機会を伺っていました。なかなかタイミングがつかめませんでしたが、セッションの最後の方に質問をさせて頂きました。Guro病院のRha先生が親切に自分の質問に答えてくださったことが印象的で、なんとか目標を達成して今回のお仕事を収めさせて頂きました。Liveの後には、初日はサムギョプサル、翌日は河豚を食べました。私は知りませんでしたが韓国は河豚が有名とのことで、大変美味しかったです。またホテルのすぐ近くにはカジノがあり、ほんの少しだけ。。。楽しませて頂きました。

海外のLiveに参加することは、海外のinterventionの情勢やデバイス等のことを改めて学ぶいい機会と思います。また日本の先生が海外でも座長やpanelist、live operatorとして活躍されているところを目の当たりにして、明日からのモチベーションにつながりました。それに加え、日本ではなかなかお話を聞くことが出来ない第一線の先生のお話を聞くことが出来るのも、海外Liveに参加する一つの良い点ではないかと思います。経験豊富な先生とお話出来たことは自分にとっては財産となりました。春日部中央総合病院の安藤先生が焼いてくださったサムギョプサルは最高でした(笑)。

とりとめの無い内容のreport となってしまいましたが、自分にとっては大変刺激をうけた2泊3日でした。海外の学会でpanelistを努めるといった経験は、今の自分だけの力で実現することはなかか難しいと思います。一度の良い経験で終わらせないように今後に繋げていきたいと思っております。このような機会を与えてくださったSUNRISE labの皆様、Ahn先生、そしてcompetitionを開催して下さったCordisの皆様、また外出中に病棟を守ってくれた自施設の先生に感謝を申し上げたいと思います。

初日のCross Border Conferenceで飯田先生に表彰して頂きました。

初日のCross Border Conferenceで飯田先生に表彰して頂きました。

Panelistのお仕事を頂きました。
緊張しました。。。(お隣には蘇我先生がいらっしゃいました。)

Panelistのお仕事を頂きました。緊張しました。。。(お隣には蘇我先生がいらっしゃいました。)

真ん中の先生がEncore Liveにご招待下さったAhn先生。
左の先生はSUNRISE competitionの優勝者にGuro Liveの2nd operatorをプレゼントしてくださるRha先生。

真ん中の先生がEncore Liveにご招待下さったAhn先生。左の先生はSUNRISE competitionの優勝者にGuro Liveの2nd operatorをプレゼントしてくださるRha先生。

Live会場は大きな会場で熱気に溢れていました。

Live会場は大きな会場で熱気に溢れていました。

河豚屋さんでランデブー。(安藤先生、山本先生)

河豚屋さんでランデブー。(安藤先生、山本先生)

REPORT

Case competition 2017のご報告

2017年7月20日

TOPIC2017開催期間に合わせて、第4回SUNRISE Case Competitionを開催致しました。
Guest commentatorsとして、例年どおりKoreaからSeung-Woon Rha先生、Tae-Hoon Ahn先生を招聘。さらに前回優勝者の松下絢介先生をjudgeとしてお招きし、TOPIC会場付近の会議室での開催となりました。今年からは冠動脈ありのルールで行われ、2名のrevengerを含む6名のdoctorsにご発表頂きました。年々レベルアップするプレゼンスキルと、coauthorsを巻き込んだ白熱するディスカッションのなか盛会のうちに幕を閉じました。
厳正なる採点の結果、『Best Presentation Award』は菱刈(ひしかり)景一先生が受賞されました!この少し強面のヤングライオンには今年のGuro live(10/19-21 Seoul)のinvited facultyとなっていただき、lectureと2nd operatorを務めていただくことになります。
また、1点差で2名のrevengersが特別賞を受賞。早川直樹先生にはGuro liveで、三軒豪仁先生にはEncore liveでfacultyとしてお仕事してきて頂きます。

毎回シンデレラボーイが誕生するこの会にまだご参加いただけていない先生は、次回ぜひpresenterもしくはaudienceとしてライブでご覧下さい!

【Presenters】(発表順)

1.松田 裕治 先生 (東京医科歯科大学)
2.三軒 豪仁 先生 (日本医科大学)
3.中林 圭介 先生 (春日部中央総合病院)
4.山下 雄司 先生 (東京労災病院)
5.菱刈 景一 先生 (横須賀共済病院)
6.早川 直樹 先生 (旭中央病院)

【Best Presentation Award】

菱刈 景一 先生 (横須賀共済病院)

A Novel Endovascular Strategy for Treating Chronic Total Occlusion of the Aortoiliac Artery Using the ACUNAVTM Ultrasound Catheter
Purpose: Endovascular recanalization of chronic total occlusion (CTO) of aortoiliac artery is technically challenging. A significant proportion of procedural failure has resulted from limited anatomical information with conventional imaging tools. Recently, a monoplane real-time intravascular ultrasound catheter (IVUC, AcuNavTM; Siemens Medical Solutions, Inc., Mountain View, CA) has been developed. We report a patient with iliac CTO who was endovascularly treated with AcuNavTM IVUC.
Case Report: The patient was 63-year-old woman with a total occlusion of left common iliac artery to common femoral artery. During endovascular therapy, duplex ultrasound could not get clear images of the culprit lesion due to severe calcification of the plaque, obesity, and excessive bowel gas. Conversely, AcuNavTM IVUC that was placed in the intra-iliac vein obtained clear images of the CTO lesion. As a result, we successfully passed the wire through long CTO lesion using the all-stage monitoring function of the AcuNavTM catheter.
Conclusions: In our experience, the procedure under the guidance of real-time AcuNavTM intravascular ultrasound catheter is one of the promising options of successful endovascular therapy for CTO lesions in aortoiliac arteries.

【Special Presentation Award1】

早川 直樹 先生 (旭中央病院)

A case of complex polyvascular disease: efficacy of the combination of EVT and PCI
A 57-year-old male visited to our institution complaining dyspnea on effort. Echocardiography showed low left ventricular ejection fraction (LVEF) as 30%, and coronary angiography did chronic total occlusion (CTO) both in the left anterior descending (LAD) and right coronary artery (RCA). Furthermore, aortography revealed total occlusion from juxta renal aorta to bilateral common femoral artery, known as Leriche syndrome. This patient was at very high risk for receiving coronary artery bypass grafting or aortic bypass surgery. Thus, we decided to perform combination of percutaneous peripheral and coronary intervention (PCI). At first, we deployed five S.M.A.R.T. stents by kissing stenting technique. Final aortography revealed appropriate stent expansions of aortoiliac lesion. Then, we moved to elective PCI to CTO in RCA. Because there were collaterals from each coronary artery and they were jeopardized, we decided to perform PCI via antegrade route, rather retrograde approach with very high risk. Finally, we could pass the guidewire through CTO lesion using IVUS guided parallel wire technique, and three EES were successfully deployed to occluded RCA. We have learned from this case that the combination of PCI and endovascular therapy was one of the feasible options to treat patients with polyvascular disease and reduced LVEF.

【Special Presentation Award1】

三軒 豪仁 先生 (日本医科大学)

Iatrogenic Type A Dissection during Catheter Intervention
Background: Iatrogenic type A aortic dissection is one of the severe complications of percutaneous coronary intervention (PCI).
Case: A 43-year-old women was admitted to our hospital due to acute coronary syndrome. Emergent coronary angiogram (CAG) showed total occlusion of posterior descending artery (PDA), subsequently, PCI was performed. When we injected the contrast through guiding cath after a guidewire passed the occluded lesion, the patient cried with pain. CAG revealed ascending aortic dissection occurred. Intravascular ultrasound (IVUS) also showed an intracoronary dissection from ostium to mid portion of right coronary artery (RCA) and the entry point at the proximal RCA. Coronary artery dissection was considered to extend both antegradely and retrogradely. To cover the dissection flap and stop progression of dissection immediately, we attempted IVUS-guided coronary stenting. A Xience Alpine (4.0 x 23 mm) was deployed from ostium to mid portion of RCA to cover the distal end and the entry point of the dissection. All procedures were done without contrast injection. Deployed stent seemed to fully cover the coronary dissection on a final angiogram. Enhanced computed tomography (CT) immediately after the procedure revealed that intramural hematoma had extended to the aortic arch without any contrast enhancement. Finally, coronary CT angiogram on day 17 showed there was no dissection remained in RCA and aortic dissection had been restored completely. The patient discharged on day 20.
Conclusion: IVUS-guided stenting without contrast injection for iatrogenic type A aortic dissection was feasible in this case.

会場風景

REPORT

第4回SUNRISE総会のご報告

2017年7月7日

CVIT2017 in京都の公式プログラムとして、第4回SUNRISE研究会総会を開催させて頂きました。今回のテーマは‘評価’でした。特別講演として、若くしてGEの社長さんであられる多田 荘一郎様と、ご存知池野 文昭先生のお二方をお招きし、組織はどこでヒトを評価しているのか、を伺いました。
多田様からは双方向性のコミュニケーション自体を評価に取り入れるという画期的なアイディアを、池野先生からはエジソンとは個人ではなく発明集団であったというお話からチームの重要性を教えて頂きました。
お二人のお話の共通点は’exposure’でした。自分自身をセルフプロデュースして周囲にアピールする、しかもそれはかなり早い時期(33歳未満!!)から行わなければならない。そんなお話は非常にショッキングではありましたが、すでに40歳を超えたわたくしどものなすべきことがおぼろげながら見えてきた気もするので落胆はしません(笑)。

ぜひ多くの新たな出会いをライブでご一緒に。今回参加できなかった皆様も次回ぜひご参加ください。

特別講演

1.「組織における相互評価システム」
多田荘一郎 様 (GEヘルスケア代表取締役 兼 CEO)

多田荘一郎 様 (GEヘルスケア代表取締役 兼 CEO)

2.「海外と日本の評価システムの違い」
池野文昭 先生 (スタンフォード大学)

池野文昭 先生 (スタンフォード大学)

会場風景

集合写真

REPORT

第3回SUNRISE YIAのご報告

2017年1月14日

去る1月14日、慶応義塾大学医学部構内において第3回SUNRISE研究会YIA (Young Investigator Award)を開催いたしました。
ゲスト審査員として、留学されていないお二方、角辻 暁 先生(大阪大学)、原 正彦 先生(大阪市立大学大学院)をお招きし、また例年どおりsupportersより7名のジャッジをお呼びして、これまた例年どおり、海外留学予定の若き15名の循環器内科医(+麻酔科医)のスピーチコンペティションを行いました。
今回のテーマ『留学して学びたいことと帰国後のプラン』について、10分間の英語プレゼンにより各々の情熱をアピールしていただきました。この人数だとどうしても5時間におよぶ長丁場となってしまうのですが、オーディエンスの先生方も年々増加し、会場を盛り上げてくださっていました。
北は札幌、南は鹿児島からの猛者たちの激戦の末、今回唯一の女性参加となった加藤 陽子先生が堂々の1位に輝き、名古屋大学の川瀬 治哉先生が僅差で2位という結果でした。また、捲土重来の日置先生は5位入賞。おめでとうございました。

いつもの学会では絶対に見られない、大活躍する直前のドクターズの全力の戦いを次回もぜひ会場でご覧ください。

【Best Presentation Award】Gold

加藤 陽子 先生(心臓画像クリニック飯田橋)
Yoko KATO, MD., PhD. (CVIC)
留学先: Johns Hopkins University, The Heart and Vascular Institute, US

加藤 陽子 先生 (心臓画像クリニック飯田橋)

SUNRISE YIA参加者の先生方のプレゼンは、とても勉強になり、刺激になりました。今年からJohns Hopkins Universityは一定額のGrant準備が必須条件となり、YIAをいただいたおかげで留学が現実になりました。チャンスを与えてくださったSUNRISE Labの皆様には、とても感謝しております。心臓画像診断の分野で役立つ仕事ができるよう、努力してまいります。これからどうぞよろしくお願いいたします。

【Best Presentation Award】Silver

川瀬 治哉 先生(名古屋大学)
Haruya KAWASE, MD. (Nagoya University)
留学先: Max Planck Institute for Heart and Lung Research, Germany

川瀬 治哉 先生(名古屋大学)今回このような評価をいただき、大変光栄に思っております。参加された先生方のプレゼンを拝聴するだけでもヤケドしそうなほど刺激的でしたが、審査員の先生方のコメントでグッと視野が広まったり、縦横たくさんのつながりができたりと、大変有意義な会でした。夢は大きく、目標は高く。チャレンジする気持ちを常に持ち、これからも皆様と共に切磋琢磨していきたいと思っています。

【Best Presentation Award】Bronze

堀内 優 先生(三井記念病院)
Yu HORIUCHI, MD. (Mitsui Memorial Hospital)
留学先: University of California, San Diego, US

堀内 優 先生(三井記念病院)留学を志す若手循環器内科医のプレゼンテーションという特別な機会に、このような賞を頂きましたことを感謝申し上げます。
虚血でも、ストラクチャーでも、基礎研究でもなく、臨床心不全という少し特殊な留学ですが、好奇心の赴くままに色々なことを学んでこられたらと思っております。

【Best Presentation Award】the 4th

伊集院 駿 先生(鹿児島医療センター)
Shun IJUIN, MD. (Kagoshima Medical Center)
留学先: Friedrich-Schiller University Jena, Germany

伊集院 駿 先生(鹿児島医療センター)苦手な英語をカバーするために、人生31年間で培った人間力とボディランゲージをフル稼動させました。このような機会を与えてくださったメンター、不出来な僕に熱くプレゼンの指導をしてくださった指導医、自分の仕事を傘増しして私を送り出してくれた同僚、これまで私を育ててくれた全ての人に感謝します。必ず留学を成功させます。

【Best Presentation Award】the 5th

日置 紘文 先生(帝京大学)
Hirofumi HIOKI, MD. (Teikyo University)
留学先: Hospital clinic de Barcelona, Spain

日置 紘文 先生(帝京大学)3rd YIA参加者の中で唯一revengerとして参加させていただきました。前回の伊地知先生の順位には及びませんでしたが、皆様に御評価いただき入賞することができこの場を借りて御礼申し上げます。日本とヨーロッパの架け橋になれるinterventionistを目指し奮闘してきたいと思います。2017年のESCはバルセロナです。皆様に素晴らしいセニョリータ・・ではなく、素晴らしいバルセロナをご紹介できる日をかの地でお待ちしております!

惜しくも受賞を逃した精鋭たち(発表順)

1. 後藤 慶大 先生(伊勢崎市民病院)Leipzig Heart Center, Germany
2. 大森 寛行 先生(岐阜ハートセンター)Imperial College of London, UK
3. 大塚 龍彦 先生(板橋総合中央病院)Inselspital, Bern University, Germany
4. 山下 賢之介 先生(昭和大学横浜北部病院)University of Utah, US
5. 新倉 寛輝先生(東邦大学大橋病院)Minneapolis Heart Institute, Abbott Northwestern Hospital, US
6. 森川 喬生 先生(心臓病センター榊原病院)Cedars-Sinai Medical Center, US
7. 八戸 大輔 先生(札幌新血管クリニック)San Raffaele University, Italy
8. 大谷 拓史 先生(東京医科歯科大学)Humanitas Research Hospital, Cardio Center, Italy
9. 村井 典史 先生(土浦協同病院)AMC Heart center, University of Amsterdam, The Netherlands
10. 秋山 浩一 先生(京都府立医科大学)Colombia University, US

捲土重来をお待ち申し上げます。

審査委員長 角辻 暁 先生(大阪大学)
Jury President: Dr. Satoru SUMITSUJI (Osaka University)

審査委員長 角辻 暁 先生(大阪大学)

今回審査委員長として留学希望・予定の15名の若手ドクタの想い・研究内容を聞かせていただきました。僕自身は留学歴を持たずに海外仕事をしているので、その観点からのコメント・評価をさせていただきました。今回参加させていただいて感じたことは「凄すぎる」でした。参加者の考え方・行っていること・将来、全てにレベルが高い話を聞かせてもらいました。今回の選考の選に漏れた人も、現時点でのレベルは相当に高いと自信を持ってもらいたいと思います。最後に参加された皆さんへ、留学はゴールではなく将来の大きな目標に向かっての方法であることを忘れずに。留学しただけでは何も成し遂げられていません。最終目標に向かっての絶えない努力が成功の秘訣と思います。しつこく・粘り強く努力を続けて目標達成し、世界から評価される・世界をリードする医師になってください。

会場風景

REPORT

CCI Guro Live 2016 参戦報告

2016年10月27〜29日

去る7月21日に開催された第3回SUNRISE EVT competitionのwinnerとなった松下絢介(ケンスケ)先生がfacultyとしてGuro Live 2016にご参加されました。どちらも生まれて3年目という若いイベントで、今後どんどん成長していきそうです。
さあ、現地からのリポートをどうぞ!

はじめまして。私は横浜市立大学附属市民総合医療センター 心臓血管センター内科 松下絢介と申します。今年医師9年目、循環器内科医としては7年目になります。この度は、SUNRISE研究会EVT competitionでAwardをいただき、FacultyとしてGuro Liveに参加させていただくことができました。このレポートが、今後この研究会に参加される先生方の参考になればと思います。

第3回CCI Guro Liveは2016年10月27日から29日にかけて韓国ソウルで行われました。初日の27日はAsia-Pacific Session、2日目はcoronaryのライブ・レクチャー、3日目はendovascularのライブ・レクチャーという構成でした。3日間盛りだくさんの内容で、昨年Guro Liveに参加された山口徹雄先生同様、Rha先生 (写真1) の52歳とは思えないパワフルさをひたすら感じた3日間でした。

初日の10月27日ソウルの金浦空港に到着し、少しだけ韓国グルメを堪能する時間があったので、ガイドブックなしでホテルの近くにあるレストランに行きました (写真2)。メニューはもちろんすべて韓国語だったため、適当に頼んだところ激辛スープにキムチが添えられて出てきました。辛い物の口直しに辛い物…初めての韓国に厳しい洗礼を浴びながらもなんとか完食し、眠気も冷めたところで夕方からのAsia-Pacific Sessionに参加しました。このセッションでは、インド・中国・韓国・エジプトの先生方によるご発表と、日本から特別に招待された日本医科大学の三軒先生によるご発表がありました (写真3)。インド、中国の先生からは血栓吸引の有効性の是非と現在のガイドラインでの位置づけに関するご発表があり、普段我々の臨床現場で議論している事柄も他国で議論になっているのだなと妙な親近感を感じました。Sessionの終盤にはRha先生のラボの紹介やそこでリサーチされた先生方についてのお話がありました。非常に多くの臨床研究が行われ、そのアクティブさに感銘を受けました。また、Rha先生のもとでリサーチを終えた先生方の多くが今回のライブに招待され、リサーチ後世界各国に戻られた先生方との関係を大事にされていることが印象的でした。

2日目の10月28日、Korea University Guro HospitalでRha先生によるLiveが行われました (写真4)。Rha先生が次々とcoronaryのPCIをこなされ、適応や手技について会場のmoderator、panelistとの活発な議論が行われました。Liveの合間には日本から招待された先生方のレクチャーもあり、日本を代表する先生方が海外でご活躍されている姿を拝見し、自分自身のモチベーションになりました。ランチョンでは、プルコギ弁当で韓国らしさも感じることができました (写真 5)。夜には宿泊しているロッテホテルに会場を移し、前日同様レクチャー形式でSHDからIgG4関連疾患まで様々な内容の発表がありました。昨年Awardを獲られた山口先生のご発表もあり、会場は大いに盛り上がりました。(山口先生のご発表が一番盛り上がっていた気がします…)会自体は夜9時頃まで行われ、その後上尾中央病院の緒方先生、重城先生など日本から来られた先生方と交流させていただく機会があり、充実した1日でした。

3日目の10月29日、EndovascularのLiveがあり、2つ目のセッションで2nd operatorとしてライブデビュー (?) を韓国で果たすことができました (写真6)。各デバイスが私の施設と少し異なり、最初は3rdの先生に手伝ってもらいましたが、途中からはなんとかついていくことができました。ライブ中継の時間以外、カテ室で韓国語が使用されていたため、時折話される英語に耳を澄ませながら手技についていくことで精一杯でした… ただ、Rha先生やカテ室のスタッフの方々が私を親切にサポートくださり、最後まで無事2ndとしての役割は果たすことができました。一番の収穫は、Rha先生の判断の素早いEVTを間近で見られたこと、Abbott社のSupera stent、Cordis社のMINX (closure device)、DCBといったnew deviceを手に取ることができたことでした。どうやら韓国では、EVT領域でDCBは2個まで保険診療内で使用でき、数年前に導入されてからSFA領域に対する治療戦略が大きく変わったようです。近々導入される日本でもその有効性に期待が高まります。さて、肝心のプレゼンテ-ションですが、3日目の最後のセッションで発表しました (写真7)。SUNRISE研究会で発表した際よりも時間が短く、大幅にスライドを削って臨みました (内容はSUNRISE.labホームページのEVT competitionを参照ください)。座長のRha先生、春日部中央総合病院の安藤先生をはじめ、会場からもいくつかご質問・ご意見をいただき、 多くの先生に関心を示していただけました。海外の学会で、しかもオーラルで発表できたことは今後の自信につながりました。TCT 2016に参加のため、残念ながら最終日の懇親会に参加できませんでしたが、充実した3日間を送ることができました。今回は前回と異なり、Guro Liveのすべてのセッションが英語で行われ、我々他国からきている人達も有意義な時間を過ごすことができたと思います。

実際レポートに記載できていないことも多くありますが、現地の同世代の先生方と医療以外のことも会話できたり、Guro Hospital内を見学できたりと日本では経験できないことを経験させていただくことができました。このレポートを見てくださる若い循環器の先生方が今後本研究会を通してこういったチャンスを掴み、日常診療のレベルアップ、人脈作り、そして将来の留学や研究を考える一つのきっかけになればと思います。

最後になりましたが、今回私をお招きいただいたRha先生、Guro Liveを主催されたKorea University Guro Hospitalの先生方、スタッフ、そしてサポートしてくださったSUNRISE研究会に感謝申し上げます。

会場でRha先生と2ショット。

巨大なGuro hospital

〇付近で激辛スープを食しました…(ホテルの部屋から撮影)

フードコートの店の数

SUNRISE研究会でもご発表されたiliacでのculotte stentingについて。

会場の雰囲気、23時近くにも関わらず熱い議論が交わされていました。

正面玄関近くに横断幕がかけられていました。

発表後Rha先生と

ランチョンのプルコギ弁当。もちろんキムチ付きで。

明洞のマッコリバーで。お客がいなくて寂しい感じでした。

症例紹介の際にRha先生よりご紹介いただきました。(会場モニターを撮影)

一番右は同行してくれたコーディスの宮坂さん

本会場での発表。会場は200-300名程度入りそうなホールでした。

かなりアットホームな打ち上げ。みなさんとても優しかったです。

REPORT

第3回SCJ Meets SUNRISE~SHD留学最前線のご報告

2016年10月7日

今年もストラクチャークラブ・ジャパンのご厚意により“第3回SCJ meets SUNRISE~SHD留学最前線“を、学会内プログラムとして開催させていただきました。
今回は3人のゲストスピーカーをお招きして、現役留学生の中島 祥文 先生(Cedars Sinai Medical Center)には『米国へのストラクチャー留学の現状』、白井 伸一 先生(小倉記念病院)からは『海外に行かずとも小倉ではこんなことが学べます』として国内留学というご提案を、そして我らのアニキ原 英彦 先生(東邦大学大橋病院)には『Beyond TAVI and MitraClip』と題してこれから何が来るのか? というそれぞれ全く異なる立場からのお話を伺うことができました。

現場でしか聞けない話がそこにある!ということで、ゼヒゼヒみなさま次の機会には会場に足を運んでみてくださいね。

ストラクチャークラブジャパン

特別講演

【アメリカ】中島 祥文 先生 (Cedars-Sinai Medical Center L.A., U.S.A.)1.【アメリカ】中島 祥文 先生 (Cedars-Sinai Medical Center L.A., U.S.A.)
『米国へのストラクチャー留学の現状 米国ではなにができてなにが学べるのか?』

【日本】白井 伸一 先生 (小倉記念病院) 2.【日本】白井 伸一 先生 (小倉記念病院)
『国内留学に来ませんか? 海外に行かずとも小倉ではこんなことが学べます』

【アメリカ】原英彦先生 (東邦大学大橋病院) 3.【アメリカ】原英彦先生 (東邦大学大橋病院)
『次に何が来るの? Beyond TAVI and MitraClip』

会場風景

集合写真

REPORT

EVT Case Competition 2016のご報告

2016年7月21日

TOPIC2016開催に合わせて、第3回EVT Case Competitionを開催致しました。

Guest commentatorsとして、例年どおりKoreaからSeung-Woon Rha先生、Tae-Hoon Ahn先生を招聘。また今回は新企画として、前回受賞者の山口徹雄先生と相原英明先生をjudgeとしてお招きし、TOPIC会場付近の会議室での開催となりました。さらにサプライズゲストとして浦澤一史先生に飛び入り参加(!)していただいたこともあり、2名のrevengerを含む7名のdoctorsによるプレゼンテーションは、予定時間を大幅にオーバーして盛会のうちに幕を閉じました。

のべ7名のjudgesによる採点の結果、『Best Presentation Award』は松下絢介(けんすけ)先生が受賞されました!この英語が達者なヤングライオンには今年のGuro live(10/27-29 Seoul)のinvited facultyとなっていただき、lectureと2nd operatorを務めていただくことになります。

毎回giant killingが起こるこの会にまだご参加いただけていない先生は、次回ぜひpresenterもしくはaudienceとしてライブでご覧下さい!

【Presenters】(発表順)

1.仲間 達也先生(宮崎市郡医師会病院)
2.松下 絢介 先生(横浜市立大学附属市民総合医療センター)
3.寺村 真範 先生(一宮西病院)
4.椿本 恵則 先生(京都第二赤十字病院)
5.三軒 豪仁 先生(日本医科大学)
6.御手洗 敬信 先生(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院)
7.早川 直樹 先生(旭中央病院)

以下は見事prize getterとなられた松下先生のabstractです。ぜひご覧あれ。

【Best Presentation Award】

A rare cause of claudication
松下 絢介 先生(横浜市立大学附属市民総合医療センター)

Abstract
A 66-year-old male presented with worsening claudication in the right lower extremity limiting his activities. His right ankle-brachial index (ABI) was 0.50 and left ABI was 1.23. A faint pulse could be felt in his right popliteal artery. Computed tomography (CT) revealed total occlusion at the right popliteal artery and duplex ultrasound showed external compression of the popliteal artery by hypoechoic lesions. Angiography revealed severe stenosis of the popliteal artery and good collateral arteries. Intravascular ultrasound (IVUS) clearly showed iso-hypoechoic lesions between the media and adventitia compressing the true lumen of the popliteal artery and he was diagnosed with cystic adventitial disease (CAD). In order to improve his symptom, low pressure balloon angioplasty was performed. His right ABI improved to 1.08 after the treatment and he was free from symptom at the time he discharge from our hospital. Three years after the treatment, CT revealed a patent right popliteal artery and a residual low density area surrounding the popliteal artery. CAD is a rare cause of claudication which is usually diagnosed by CT, magnetic resonance imaging, and angiography. This case indicated the utility of IVUS to diagnose CAD.

会場風景

REPORT

第3回SUNRISE総会のご報告

2016年7月8日

CVIT2016 in東京のプログラムとして、第3回SUNRISE研究会総会を開催させて頂きました。
今回のテーマはCVITのそれと同じく’日本からのイノベーション’でした。
特別講演として、原正彦先生(大阪大学病院未来医療開発部)には「学術、ビジネスと2 足のわらじ」と題して、凄まじい業績とマルチなビジネスは実は同じコンセプトから生まれていることを、内田毅彦先生(日本医療機器開発機構)には「本邦で画期的イノベーションは可能か」どうか、医療機器特許に携わるお立場からお話を頂きました。
Facebookにもtweetされているとおり、あまりにスーパーなプレゼンテーションに、われわれもご参加いただいた方々も、自分の立ち位置がしばしわからなくなるほどの衝撃を受けました。残念ながら両先生のお話はsharp edgeすぎてお見せできません。
ぜひ多くの新たな出会いをライブでご一緒に。今回参加できなかった皆様も次回ぜひご参加ください。

特別講演

1.「学術、ビジネスと2足のわらじ」
原正彦先生(大阪大学病院未来医療開発部)

原正彦先生(大阪大学病院未来医療開発部)

「学術、ビジネスと2足のわらじ」PDF >

2.「本邦で画期的イノベーションは可能か」
内田毅彦先生(日本医療機器開発機構)

内田毅彦先生(日本医療機器開発機構)

「本邦で画期的イノベーションは可能か」PDF >

会場風景

集合写真

REPORT

第1回Coiling Training Courseのご報告

2016年7月8日

7月8日金曜日のお昼間、CVIT2016内のプログラム’SUNRISEハンズオンシリーズ’としてcoilingトレーニングを開催させていただきました。
見よう見まねでやってるけれど、ちゃんと誰かに教わったことないなあ、というかゆいところを、じゃあみんなで教わってみよう!というのが今回の趣旨です。シリーズ第1弾のCut-downシリーズもご好評いただきましたが、じゃあ明日からひとりで、というには少しハードルが高かったのも事実です。一方で今回は、CVIT website内での告知後3日での完売!という勢いから、皆様の関心の高さを実感いたしました。
第1回の今回は、東海大学医学部医学科 専門診療学系 画像診断学領域 専任教授、兼、慶應義塾大学理工学部 教授(スゴい!)の長谷部光泉先生を講師としてお招きして、いつもどおり前半の講義と後半のハンズオンという形態で進行しました。残念ながらハンズオン機材に限りがあったため、限られた人数でのトレーニングとなりましたが、90分があっという間の盛会のうちに終了しました。リクエストがあれば続編もあるかもです。ご意見、ご感想をFacebookにお寄せくださいませ。

会場風景

集合写真

REPORT

第2回SUNRISE YIAのご報告

2016年1月30日

去る1月30日、慶応義塾大学医学部構内において第2回SUNRISE研究会YIA (Young Investigator Award)を開催いたしました。
ゲスト審査員は前回とガラリと変わり、上妻 謙 先生(帝京大学)、岩崎 清隆 先生(早稲田大学理工学術院)および曽我 芳光 先生(小倉記念病院)の3名をお招きして、海外留学予定の若き15名の循環器内科医のスピーチコンペティションを行いました。
今回はテーマとして『留学して学びたいこと、それが海外でなくては学べない理由』を設け、10分ずつの英語プレゼンにより各々の情熱をアピールしていただきました。またしても5時間におよぶ長丁場となりましたが、オーディエンスの先生方の観戦もあり前回以上の熱戦となりました。
大学病院と市中病院所属ドクターが半数同士、アメリカとEU圏への留学予定者が半数同士という非常にバランスのとれた構成であり、キャリアアップのための選択肢が増えていると実感しました。激戦の末、初の女性参加となった藤野 明子先生がぶっちぎりの1位に輝き、捲土重来の2名のドクターがそれに続くという感慨深い結果となりました。
選出ドクターには昨年と同様、留学先の現地レポートをしていただくことになります。いつもの学会では絶対に見られない、大活躍する直前のドクターズの全力の戦いを次回もぜひ会場でご覧ください。

【Best Presentation Award】Gold

藤野 明子 先生(東宝塚さとう病院)
Akiko FUJINO, MD. (Higashi-Takarazuka Sato Hospital)
留学先: Intravascular Imaging Core Laboratory@CRF (New York, USA)

藤野 明子 先生(東宝塚さとう病院)

普段日本で臨床を中心に仕事をしている循環器内科医にも、研究留学のチャンスを与えてくださったSUNRISE研究会に、心より感謝申し上げます。
念願だった留学の夢を叶えるにあたり、お力添えをいただきました皆様にいつの日か恩返しができるよう、一生懸命勉強してまいります。今後ともご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

【Best Presentation Award】Silver

伊地知 健 先生(東海大学附属病院)
Takeshi IJICHI, MD. (Tokai University)
留学先: Cedars-Sinai Heart Institute (Los Angels, USA)

伊地知 健 先生(東海大学附属病院)

今回2回目の挑戦となりましたが、皆様の温かい御評価によりYIAに選出していただきました。私はCedars-Sinai Heart Instituteへ心筋再生に関する基礎研究を行う予定ですが、まだ臨床で盛んではない分野でYIAを与えていただいたSUNRISE lab.の関係者皆様方には非常に感謝いたします。
ぜひこの留学で得た経験を日本へ持ち帰り、将来的にはSUNRISE lab.を通じて他施設共同研究を行えるまでに成長できるように日々精進していきたいと考えております。

【Best Presentation Award】Bronze

鳥居 翔 先生(東海大学附属病院)
Sho TORII, MD, PhD. (Tokai University)
留学先: CVPath (Washington D.C., USA)

鳥居 翔 先生(東海大学附属病院)

2014年のCase competitionでのSilverに続き、SUNRISEでこのような賞を頂き本当に嬉しいです。
CVPathという少し特殊な施設に留学予定ですが、前回、今回とYIAを通じて知り合った先生方ともコラボレーションしやすい環境にいますので、SUNRISEをいい意味で利用して、留学中も積極的にこの横のつながりを広げていけたらと目論んでます。

【Best Presentation Award】the 4th

植島 大輔 先生(東京医科歯科大学附属病院)
Daisuke UESHIMA, MD. (Tokyo Medical Dental University)
留学先: Padova University Hospital (Padova, Italy)

植島 大輔 先生(東京医科歯科大学附属病院)

実績では私より遥かに優れている先生方が多々いる中、受賞させていただきありがとうございました。
私はStructure heart diseasesを中心に学びに9月からイタリアの大学病院へ留学します。年々ビザが厳しくなり、特にヨーロッパを希望される方には厳しい状況になってきています。せっかく機会をいただいたので、大いに活用させていただき有益な情報を発信していきたいと思います。海外では楽しいことも多いでしょうが、きっと辛いことはもっと多いでしょう。大いに苦労してきますのでご期待ください。

【Best Presentation Award】the 5th

茂木 聡 先生(済生会宇都宮病院)
Satoshi MOGI, MD. (Saiseikai Utsunomiya Hospital)
留学先: ICPS (Paris, France)

茂木 聡 先生(済生会宇都宮病院)

この度はSUNRISE YIAに参加させて頂きありがとうございました。参加されている先生方の情熱に圧倒され、大変刺激的な経験となりました。素晴らしい先生方の中でこのような評価を頂けたことをありがたく思っております。頂いた評価に恥じないように、留学生活を頑張っていきたいと思います。

惜しくも受賞を逃した精鋭たち(五十音順)

1. 浅野 拓 先生(聖路加国際病院)Thorax Center, Erasmus Medical Center, Nederland
2. 今村 輝彦 先生(東京大学)Chicago University, USA
3. 北村 光信 先生(日本医科大学)Leopoldina-Krankenhaus Schweinfurt, Germany
4. 桒田 真吾 先生(聖マリアンナ医科大学)University of Zurich, Switzerland
5. 桑原 政成 先生(虎の門病院)University of Colorado Denver School of Medicine, USA
6. 小平 真幸 先生(足利赤十字病院)Clinique Pasteur, Toulouse, France
7. 新谷 嘉章 先生(新古賀病院)Universitäts-Herzzentrum Freiburg, Bad Krozingen, Germany
8. 日置 紘文 先生(帝京大学)Hospital Clinic Barcelona, Spain
9. 森田 純生 先生(名古屋大学)Cedars-Sinai Medical Center, USA
10. 山口 怜 先生(豊見城中央病院)Cedars-Sinai Medical Center, USA

捲土重来をお待ち申し上げます。

会場風景

REPORT

J-WINC meets SUNRISE @CCT2015のご報告

2015年10月31日

去る10月31日土曜日、CCT2015最終日の朝8時半よりJ-WINCにお招きいただき、SUNRISEとの共同開催で留学セッションが開催されました。
今回は(も?)個性派ばかりの5名のプレゼンターであり、王道留学報告、留学生から会社員へ、名門大学院卒業後のアメリカ就職活動、漫談、からの留学未経験者と、バラエティに富んだ濃密なセッションでした。これはもう単なる留学セッションではなく、われわれドクターには無限の可能性が広がっている、ということを学ぶ時間なんだなあという席を立てない90分でした。

数ある学会でも滅多に聞けない本当に貴重な話を、今回ご参加されていない方は次の機会にぜひ!

1.【アメリカ】Imaging 太田 秀彰 先生(岐阜ハートセンター)

1.【アメリカ】Imaging 太田 秀彰 先生(岐阜ハートセンター)

2.【アメリカ】EP 中井 俊子 先生(日本大学医学部)

2.【アメリカ】EP 中井 俊子 先生(日本大学医学部)

3.【アメリカ】Preventive Medicine -大学院への留学- 松本 知沙 先生(東京医科大学)

3.【アメリカ】Preventive Medicine -大学院への留学- 松本 知沙 先生(東京医科大学)

4.【フランス】Structure関連 山本 真功 先生(豊橋ハートセンター)

4.【フランス】Structure関連 山本 真功 先生(豊橋ハートセンター)

5.【尼崎】留学してなくても活躍できます! 飯田 修 先生(関西ろうさい病院)

5.【尼崎】留学してなくても活躍できます! 飯田 修 先生(関西ろうさい病院)

会場風景

REPORT

CCI Guro Live 2015 参戦報告

2015年10月23日〜24日

今年もストラクチャークラブ・ジャパンのご厚意により“第2回SCJ meets SUNRISE~SHD留学最前線“を、第6回APCASH内で開催させていただきました。
今回も2人のゲストスピーカーをお招きして、出雲 昌樹 先生 (聖マリアンナ医科大学)には『留学するならアメリカ西海岸!? SHD imaging in Los Angeles』、ご存知渡邊 雄介 先生 (帝京大学付属病院)には『二番煎じの留学とその心得』というなかなか聞けないお話をしていただきました。あまりにぶっちゃけた内容であったため笑、動画配信は渡邊先生のみとなりますのでご容赦ください。

現場でしか聞けない話がそこにある!ということで、ゼヒゼヒみなさま次の機会には会場に足を運んでみてくださいね。

※ストラクチャークラブジャパン http://www.structureclub.jp/

1.【アメリカ】出雲 昌樹 先生(Cedars-Sinai Medical Center L.A., U.S.A.→聖マリアンナ医科大学)

『留学するならアメリカ西海岸!? SHD imaging in Los Angeles』

1.【アメリカ】出雲 昌樹 先生(Cedars-Sinai Medical Center L.A., U.S.A.→聖マリアンナ医科大学)

2.【フランス】渡邊 雄介 先生(Institut Cardiovasculaire Paris Sud→帝京大学付属病院)

『二番煎じの留学とその心得』

2.【フランス】渡邊 雄介 先生(Institut Cardiovasculaire Paris Sud→帝京大学付属病院)

会場風景

REPORT

第2回SCJ Meets SUNRISE~SHD留学最前線のご報告

2015年9月25日

去る7月9日に開催された第2回SUNRISE EVT competitionのwinnerとなった山口徹雄先生がfacultyとして韓国Guro Liveにご参加されました。Excitingなコメントをいただきましたのでゼヒご覧ください(楽しすぎて長文になっちゃったみたいです)。

初めまして皆様。私は東京都の武蔵野赤十字病院で勤務している神戸大学平成18年卒の山口 徹雄と申します。一文字違いの有名な先生には虎ノ門病院時代に大変お世話になりましたが血縁関係はございません(念のため)。
さて私は、このたびSUNRISE研究会よりご支援を頂き、10月23,24日に韓国ソウルで開催されたCCI Guro Live 2015に出席させていただきましたのでその概要をご報告いたします。

Guro Liveは日本のCCTのような構成で、初日はCTOを含むCoronary領域の、2日目は大動脈領域を含むEVTのLiveとCase discussion、そして教育講演から構成されております。会場は韓国ソウル郊外にあるKorea University Guro hospitalという1050床の巨大な病院(写真1)と敷地内の講堂、そして近隣のロッテホテルにおいて行われます。Guro hospitalには3室のカテ室があり年間2000件近いPCIが行われている文字通りハイボリュームセンターですが、病院のエントランスからエスカレーターですぐ降りられる地下1階には約20店舗が入るレストラン街があり、患者さんやドクターがチゲ鍋的なものを食べていて、日本との違いを早速感じさせられました(写真2)。

さて、私の最初の仕事は初日の夜のCase presentationでした。夜18時から開催され、夕食とお酒を楽しみながらの席でしたが、議論は白熱し、結局終了したのは23時前でした。私は最後に登場する役回りでしたが、多くの先生方が会場に残っており、また私の発表に対し多くの質問や議論が行われました(写真3,4)。感動的だったのは、Guro Liveのトップで今回快く私を受けいれてくださったSeung-Woon Rha先生(写真4)が、私の登壇の際に今回参加することになった経緯や私自身について細かくご紹介くださったことです。Rha先生はとても忙しくも非常にタフな先生で、この会もカテが終わるとすぐにカテ着のままタクシーにのって会場にいらっしゃり、そのまま座長をされるという感じでした。ただ残念なことは、私以外にも海外facultyやコメンテーターがいたにも関わらず、少なからぬ演者が韓国語でプレゼンテーションを行ったことです(スライドは全て英語)。これでは議論に参加が難しいと感じましたし、国際学会としての体はなしていないと言われても仕方ないかもしれません。翻って私たちも、CVITやTOPIC等では、例え困難でも、海外facultyをお呼びしている以上、英語でのpresentation・discussionを行わなければならないということを、改めて認識させられました。

ともかく長時間の会が終了し、23時から眠らない街・ソウルの夜に繰り出すことにしました。韓国はタクシーが非常に安く、Guro hospitalからソウル中心部まで約30分乗っても1000円少しで行けます。さて、これをお読みの皆さまはソウルの夜と聞いて何をご想像されるでしょうか?東大門・南大門のナイトマーケットや飲食店、江南のナイトクラブなどさまざまですが、私はやはり昔からの鉄板の明洞の、今流行りというマッコリバーに赴きました。もちろん多くの若い客で賑わっていることを期待して行ったのですが・・・残念ながら客は私たちと50台と思しきおばちゃん5人組という寂しい感じでした。マッコリ自体は種類が豊富でとてもおいしかったです(写真5)。結局そのあとも日本語を巧みに操るアボジのやっている路面店で、沖縄から来たという怪しげな日本人と朝4時くらいまでビールを飲んで終わってしまいました(写真6)。翌日いろんな人に聞いて行ってみて分かりましたが、最近は明洞には買い物客しかおらず、江南や弘大という新しい街が若者に人気とのことでした。次回行かれる方は参考にしてください。

2日目はEVTの2nd operatorということで、気合を入れて朝一で病院に行きましたが、公式プログラムと私の頂いていた予定表が食い違っており、結局午後から治療に入ることになりました。この辺りは今回初めての試みということもあり、意思疎通が十分とれていなかったためと思われます。午後からの症例はSFAのステント閉塞と、BKの3枝閉塞というかなりヘビーな症例でしたが、術者のChoi先生(写真7右)は基本0.035ナックルでのsubintimal angioplastyで結局すべての血管を開けてしまいました。印象としては手技は非常に速いですがやや雑で、しかしきっちり治すという感じでした。夜にお酒を飲みながらお話しして分かったのですが、韓国ではガイドラインや最新のevidenceにかなり忠実に治療が行われており、例えばcoronaryではFFRを使用し始めてからPCIの総数が4割減ったとのことでした。EVTに関しては、まだsubintimalがintraluminalより悪いというevidenceがないので、それならば手技時間の短いsubintimalで治療されているとのことでした。この辺りも彼我の差を感じましたが、治療方針が明確であることはその後の成績を発表する上でも有利に働くことも考えられ、参考になる点でした。

夕方のセッションではコメンテーターのお仕事をさせていただきました。とは言っても前述したように、会話が英語と韓国語が混じっており、正直理解が難しかったのが実情でした。一度演者に質問しましたが、申し訳なさそうにSorry, I discussed about the same thing before.と言われました。しゃべれてるやん!!と思わず日本語で突っ込みを入れてしまいました。

こうして全てのプログラムが終了し、最後にGuro hospitalの皆さまが近所の焼肉屋で内輪の打ち上げをするというので、私も混ぜてもらいました。皆さんYamaguchiと名前を覚えて下さりとても優しく気さくに話しかけて下さり、一緒に焼酎を飲むうちに盛り上がってしまいとても楽しい時間を過ごせました。韓国の皆さんの温かさを感じた一幕でした。またその時聞いたのですがその場にいた若手の後期研修1年目のドクターは月収が日本円で100万円程度あるとのことで、物価の差を考慮すると韓国では医師は大変な高給取りで、社会的な地位も相当高そうな印象でした。韓国では医師と結婚するためには女性が通称”3本の鍵(車・自宅・クリニック)”を用意する必要があるとのことで、これも彼我の差を感じたエピソードでした。

以上長々と書き連ねてきましたが、今回参加させていただいたことで、彼我のintervention事情の違いについて理解できただけでなく、英語圏でない国でのこのような会を行うにあたっての問題点を客観視することで、私たち自身も変わっていかなければならないと強く意識させられました。このLive course自体もまだ歴史が浅く進化の途中のようで、これからもっと洗練された会に発展していくものと思われます。濃厚なcase discussionと手技の時間、またソウルの街と韓国の皆さんの温かさを感じられるというとてもいい機会ですので、是非とも今回をきっかけとして今後とも交流を深め、来年以降も同様の形で日本から参加できる先生がいることを祈念しますし、ぜひ参加されることをお勧めします。駄文にお付き合い頂きありがとうございました。

最後になりましたが、この場をお借りしてSUNRISE研究会の皆様、supportしていただいたCordisの皆様に篤く御礼を申し上げます。

巨大なGuro hospital

巨大なGuro hospital

フードコートの店の数

フードコートの店の数

会場の雰囲気、23時近くにも関わらず熱い議論が交わされていました。

会場の雰囲気、23時近くにも関わらず熱い議論が交わされていました。

発表後Rha先生と

発表後Rha先生と

明洞のマッコリバーで。お客がいなくて寂しい感じでした。

明洞のマッコリバーで。お客がいなくて寂しい感じでした。

一番右は同行してくれたコーディスの宮坂さん

一番右は同行してくれたコーディスの宮坂さん

右がChoi先生、中央が筆者、左はUTARマレーシアのHarris NGOW先生

右がChoi先生、中央が筆者、左はUTARマレーシアのHarris NGOW先生

コメンテーターはあまりコメントできず。。

コメンテーターはあまりコメントできず。。

かなりアットホームな打ち上げ。みなさんとても優しかったです。

かなりアットホームな打ち上げ。みなさんとても優しかったです。

REPORT

第3回Cut-down Training Courseのご報告

2015年7月31日

内科医によるカットダウンをテーマに、血管外科医の先生を講師としてお招きし、ブタの脚を用いたハンズオンという内容でお届けしてまいりましたトレーニングコースも、今回をもって最終回となりました。その集大成となった第3回の今回は、福岡市民病院の江口大彦先生と、いつもの名理会中央病院の加藤一平先生を講師としてお招きし、CVIT2015内プログラムとして開催させていただきました。初参加・frequent flyer、メディカル・パラメディカルを含めて50名ちかくの皆様にご参加いただき、非常に盛況のうちにその短い歴史の幕を閉じました。

身近なようで奥の深いカットダウンの手技を教えていただくことで、われわれがいつも皮膚をとおして触れている血管をより深く理解することができ、同時に身近なようで縁遠い血管外科ドクターの考え方を知ることができたコースだったと、いまは感慨深く思っております。

これははじまりにすぎません。今後もご参加いただけるようなプログラムを考えてまいりますので、ゼヒお力添えをお願いいたします!

第2回Cut-down Training Courseのご報告

レクチャー

デモンストレーション

実習1

実習2

実習3

会場風景

REPORT

EVT Case Competition 2015のご報告

2015年7月21日

TOPIC2015開催に合わせて、第2回EVT Case Competitionを開催致しました。

Special Gest Commentatorsとして、昨年に引き続き韓国のEVT界ビッグネームであるTae-Hoon Ahn先生(Gil Medical Center)、Seung-Woon Rha先生(Korea University Guro Hospital)をお招きし、本会中は参加者全員がすべて英語のみの3時間を過ごしました。5名のdoctorsによるプレゼンテーションおよびディスカッションとなった今回は、EVTのyoung expertとしてすでに世界でご活躍中の猛者たちにご参加もいただいたこともあり、予定時間を大幅にオーバーして大盛り上がりの会となりました。

上記2名のGuest CommentatorとSUNRISE世話人による採点のもと、『Best Presentation Award』と『Dr. Ahn Special Award』の2名を選出させていただきました。Winnerにはそれぞれ今年のGuro live、ENCORE liveのinvited facultyとなっていただき、lectureと2nd operatorを務めていただくことになります。

SUNRISE.labでは、今後も同様の機会を企画・開催していきます。参加者の皆さんにも大好評、必ず何かを得られる会になります。今回参加できなかった皆様も次回奮ってご参加ください。

【Presenters】(発表順)

1. 相原 英明 先生 (筑波メディカルセンター病院)
2. 山口 徹雄 先生 (武蔵野赤十字病院)
3. 寺村 真範 先生 (一宮西病院)
4. 仲間 達也 先生 (宮崎市郡医師会病院)
5. 鈴木 頼快 先生 (名古屋ハートセンター)

以下は見事prize getterとなられた2名の先生方のプレゼンテーションです。ぜひご覧あれ。

【Best Presentation Award】

Young woman with refractory hypertension
山口 徹雄 先生 (武蔵野赤十字病院 循環器内科)

Abstract
A 19-year-old female was referred to our outpatient clinic for hypertension. Her blood pressure was 196/120 mmHg. Laboratory data showed elevation of both plasma renin activity (PRA: 23.7 ng/ml/hour) and plasma aldosterone concentration (PAC: 371 pg/ml). Computed tomography with contrast showed bilateral renal artery (RA) stenosis with negative remodeling. Renogram showed left renal excretory dysfunction. We examined whole body arteries, but no other stenosis was found. Because her blood pressure was still high after medical therapy, we performed PTRA to bilateral RA. To prevent dissection, the balloon size was determined as B/A ratio₌0.9. We finished procedure from the findings of FFR >0.9 after balloon angioplasty (left: 0.59→0.93, right: 0.64→0.94). Soon after PTRA, her blood pressure, PRA, and PAC were normalized.
Fibromuscular dysplasia (FMD) is a non-inflammatory, non-atherosclerotic disorder that leads to arterial stenosis, and is common among young females. Recurrent rate after PTRA for FMD is reported only 10%, so stenting should be avoided. We need to achieve Pd/Pa >0.9 to normalize PRA, so using pressure wire is useful to determine endpoint.

【Dr. Ahn Special Award】

Usefulness of rotablator with 5Fr in 4.5Fr system for severe calcified lesion in below the knee artery
相原 英明 先生 (筑波メディカルセンター病院 循環器内科)

Abstract
A 76 years old male suffered from ulcer in his right toe (1th, 5th). And he had chronic kidney disease with hemodialysis due to diabetes mellitus. Since MRA showed rt.CIA, rt.SFA and multiple BTK disease, he was then referred to us. Although 1st EVT was performed immediately for rt.CIA and rt.SFA, his ulcer did not improve. So we planned 2nd EVT for rt.BTK lesions. According to angiosome, 2nd EVT was planned EVT for rt. ATA with ipsi-lateral antegrade approach.
Although stiff 0.014 guidewire could reach at the distal ATA, any devices could not pass the calcified lesion even with improvement of back-up force by bidirectional approach and externalization. Because Rotablator could not reach either, 5Fr. guiding catheter was inserted into half of the ATA. Finally, we completely perform ablation with Rotablator and ballooning through the ATA. In summary, it was difficult to treat highly calcified CTO-lesion. Stiff guidewire passed relatively easily CTO part, but any device was impossible to pass the lesion. Although tugging delivery is very effective as a strengthening of the backup, it was not enough in the current case. Using guiding catheter and guiding sheath (5 in 4.5 Fr.), Rotablator was effective.
In case of severe calcified artery disease below the knee, even Tornus PV or Rotablator is often difficult to pass the lesion in conventional fashion. Enhanced back-up by tagging delivery or child and mother catheter technique could facilitate passage through the severe calcified lesion.

会場風景

REPORT

AMI course in KOKURA liveのご報告

2015年5月16日

5月16日金曜日、第32回KOKURA live demonstrationの2日目、世界のAMI治療【SUNRISE研究会との合同企画】と題してAMIに対する各国での治療の特徴について議論が行われました。

AMI course in KOKURA liveのご報告

第1演者:大野 洋平 先生(東海大学)

イタリアのカターニャに留学し、現場で種々のカテーテル治療を経験されました。実際のAMIの症例を提示しながら、症例の問題点とそれに対する欧州でのアプローチについてご講演いただきました。ヨーロッパでは最新の臨床データの結果に基づいてガイドラインが目まぐるしく変わり、それに伴って患者に対する治療戦略が選択されているという特徴をご紹介くださいました。

第1演者:大野 洋平 先生(東海大学)

第2演者:香坂 俊 先生(慶應義塾大学)

アメリカでの実臨床経験があり、帰国後もデータマネジメントなど多岐にわたって活躍されている先生です。Comprehensiveなデータを用いて、日本と米国の違いをご教示いただきました。アメリカ人は血栓ができやすく日本人は出血しやすいなどの人種的違いを理解した上での議論が重要であることを強調されていました。またアメリカではDoor to Balloon (D2B)時間短縮への様々な取り組みが行われてきましたが、最近のデータではD2Bが83分から67分へ短縮したにもかかわらず院内死亡率は同等でbenefitが得られませんでした。この原因として、D2Bが短縮されるごとに生存率は上昇するものの、近年カテーテル治療をうけるAMI患者の重症度が上がっていることが考えられるとした論文などをご紹介くださいました。本邦でもAMI治療における施設のパフォーマンスが重要であることが示唆されたご講演でした。

第2演者:香坂 俊 先生(慶應義塾大学)

第3演者: 小船井 光太郎 先生(東京ベイ・浦安市川医療センター)

米国心臓血管カテーテル治療専門医。帰国後は、沖縄県での臨床業務を経て2012年より現職でご活躍中です。アメリカではカテーテル施行医、ナース、技師などのスタッフが、コールから20分以内に登院できるように組まれているというオンコール体制を紹介くださいました。また、日本ではごく一般的であるAMI治療中のIVUS使用はアメリカではまず考えられないこと、いまだに大腿動脈アプローチが主であること、glycoprotein IIb/IIIaが使用できることなどの違いをご紹介いただきました。

第3演者: 小船井 光太郎 先生(東京ベイ・浦安市川医療センター)

講演後、各国のAMI治療の差異を議題にディスカッションが行われました。香坂先生はD2Bを短縮するための努力が米国に比べて本邦ではまだ不十分であるとご指摘。また、今後本邦でも使用できるようになるP2Y12阻害薬などの抗血小板剤の効果について、海外での使用量との相違などがあり単純に比較はできないため、本邦の患者への適応には十分な検討が必要であることなどが議論されました。

REPORT

第1回KOKURA live meets SUNRISEのご報告

2015年5月15日

去る5月15日木曜日、第32回KOKURA live demonstration初日16時よりSUNRISE後援の留学セッションが開催されました。
今回はヨーロッパ、アメリカ、アジアから帰国した5名の留学生からのレポートでしたが、彼らの全力の2年間が15分間に圧縮された極めて密度の濃い2時間半となりました。
多種多様な場所の報告から得られた留学成功のキーワードは’語学’と’統計’でした。また、5名とも帰国後の明確なビジョンを持っての留学であり、’出口戦略’を携えての医師人生設計からはnew generationのしたたかさも感じられました。
2次会、3次会では全員さらに饒舌になり、今後の国内でのネットワーク構築についての具体的な方法についても話題が及びました。明確なロールモデルがないなか、われわれが今後どこに向かうべきか模索する機会をひとつひとつ積み上げている実感とともに小倉の夜は更けてゆきました。
数ある学会でも滅多に聞けない本当に貴重な話を、今回ご参加されていない方は次の機会にぜひ!

Session 1 最新留学事情 準備から生活の立ち上げ、仕事・業績まで

1.【ドイツ】磯谷 彰宏 (小倉記念病院)

「ドイツ留学事情 州の違い×担当者の違い×その日の機嫌=滞在許可証は運しだい!」

2.【イタリア】髙木 健督 (大垣市民病院)

「イタリア留学事情 初めてって大変 産みの苦しみ、長男誕生、そして論文作成・・・」

3.【ベルギー】黄 世捷 (聖マリアンナ医科大学)

「医師免許なしでどこまで出来る? 負荷エコーを年間二千件/年の裏事情 in ベルギー」

4.【アメリカ】片岡 明久 (帝京大学医学部附属病院/日本カーディオコア)

「留学は始まりに過ぎない!? ~ハーバードの仲間とボストンで活躍する若き SAMURAI 達とのネットワーク~」

5.【アメリカ、シンガポール】加治屋 崇 (社会医療法人天陽会 中央病院)

「複数回の留学生活で見えてくるもの」

Session 2 留学経験をどう活かすか?個人のスキルアップ、チームへの貢献

会場風景

REPORT

第2回Cut-down Training Courseのご報告

2015年2月21日

去る2月、JET2015の本会プログラムとして、学会2日目の土曜夜6時半から第2回カットダウントレーニングを開催させていただきました。

内科医もCutdownを!の合言葉ではじまったこのコースの第2回である今回は、松山赤十字病院の山岡輝年先生を講師としてお招きし、岩佐憲臣先生、久良木亮一先生、加藤一平先生および井上政則先生の強力なCutdownersにサポートいただく会となりました。今回は大阪での開催ということもあり、関西、九州地区からのご参加も多く、前回と同様30名ほどのアグレッシブなドクターズの熱意に支えられ盛会のうちに終えられました。

われわれはこの2回のトレーニングを通じて、外科と内科の距離が近くなる可能性を見出しました。血の出ないブタでひととおりのやりかたを習っただけでは、内科医はあしたから患者さんに実践できず、外科(をはじめとするCutdowner)ドクターのバックアップが絶対に必要となります。この企画は外科と内科のコミュニケーションツールとして活用できると感じました。

というわけで、一応の最終回となる第3回を7月末のCVIT福岡で!と(勝手に)考えています。ぜひ自施設の外科(放射線科)ドクターと一緒にご参加下さい!!

第2回Cut-down Training Courseのご報告

会場風景

REPORT

第1回SUNRISE YIAのご報告

2015年1月31日

去る1月31日、慶応義塾大学医学部構内において第1回SUNRISE研究会YIA (Young Investigator Award)を開催いたしました。ゲスト審査員として本江純子先生(菊名記念病院)、田邉健吾先生(三井記念病院)、原英彦先生(東邦大学大橋病院)および飯田修先生(関西ろうさい病院)の4名をお招きし、海外留学予定(もしくは未定)の若き循環器内科医のスピーチコンペティションを行いました。
16名もの応募者が10分ずつの英語プレゼンにより自分自身を存分にアピールし、午後4時から5時間におよぶ長丁場があっという間に感じられるほどの熱戦となりました。大接戦の末、最終的に5名の優秀者が選出され、留学先の現地レポートをしていただくことになります。大活躍する直前のドクターズを目撃するというのは非常にレアな経験でした。

【Best Presentation Award】Gold

外海 洋平 先生(桜橋渡辺病院)
Yohei SOTOMI, MD. (Sakurabashi Watanabe Hospital)
留学先: Erasmus MC (Rotterdam, Netherland)

【コメント】
記念すべき第一回目のYIAで、このような賞をいただくことができ大変光栄に思います。ただ、この研究会を通してたくさんの同志と繋がりが出来たことが、私にとってはもっと大切で、世界に出てもその繋がりを活かしていければと思います。本当にありがとうございました。

【Best Presentation Award】Silver

塩野 泰紹 先生(和歌山県立医科大学)
Yasutsugu SHIONO, MD. (Wakayama Medical University)
留学先: Imperial College London (London, UK)

【コメント】
今回のSUNRISE YIAで私に取って一番の収穫は、能力・情熱・野心を兼ね備えたポテンシャルの高い循環器領域の次世代候補に多く出会えたこと、そしてそこで生じた化学反応を肌で感じられたことでした。
私はCoronary Physiology領域で活動を続けます。Coronary Physiology領域、そして循環器全体を活性化させられるような情報発信を続けられるようにしたいと思います。

【Best Presentation Award】Bronze

梅本 朋幸 先生(武蔵野赤十字病院)
Tomoyuki UMEMOTO, MD. (Japanese Red Cross Musashino Hospital)
留学先: Mirano Hospital (Mirano, Italy)

【コメント】
もちろん受賞の有無も大切なことだとは思いますが、YIAでの発表準備をする中で留学に対する考えや目的を冷静に見なおすことが出来たことが、自分にとって意義のあることでした。目先の留学にとらわれず、自身の人生設計を再考するきっかけになりました。より多くのことを学び・経験し、皆さんに多くの情報・繋がりを提供できるよう頑張ってまいります。

【Best Presentation Award】the 4th

猪原 拓 先生(慶應義塾大学病院)
Taku INOHARA, MD. (Keio University Hospital)
留学先: Duke Clinical Research Institute (North Carolina, US)

【コメント】
プレゼンを準備している期間は、自分はこれから何をしたいのか?と自分を見つめ直す期間になりました。
皆様のプレゼンに想いや情熱が詰まっていて、本当に刺激を受けることができました。
その中で、このような評価を頂いたことを、大変光栄に思っております。

【Best Presentation Award】the 5th

田中 哲人 先生(名古屋大学医学部附属病院)
Akihito TANAKA, MD. (Nagoya University)
留学先: SAN RAFFAELE Hospital (Milan, Italy)

【コメント】
今回は本当に貴重な経験をさせていただき、留学への決意を新たにすることができました。本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

惜しくも受賞を逃した精鋭たち(五十音順)

1. 阿佐美匡彦 先生(三井記念病院)
2. 伊地知健 先生(東海大学)
3. 神島一帆 先生(東京女子医科大学)
4. 菊田雄悦 先生(福山循環器病院)
5. 小平真幸 先生(足利赤十字病院)
6. 柴田浩遵 先生(済生会中津病院)
7. 鳥居翔 先生(東海大学)
8. 宮地秀樹 先生(日本医科大学)
9. 森健太 先生(神戸大学)

捲土重来をお待ち申し上げます。

会場風景

REPORT

SCJ Meets SUNRISE~SHD留学最前線のご報告

2014年11月7日

ストラクチャークラブジャパンとサンライズ研究会のコラボ企画!
“SCJ meets SUNRISE~SHD留学最前線“を、11/7-8のストラクチャークラブ・ジャパンライブデモンストレーション2014の中で、開催しました。

今回は2人のゲストスピーカーをお招きして、大野 洋平 先生(University of Catania, Catana, Italy)には「海とレモンとカテーテル」、松尾 弥枝 先生(群馬大学)には「塞翁が馬ーほぼすべての医師へ留学のすすめ」と題して、自身の留学経験について溢れ出るユーモアとともに紹介していただきました。

初日の最終プログラムであり、また裏番組に複数のストラクチャーセッションを背負いながら、満席のご参加をいただき、あついディスカッションと笑顔がずっと絶えない楽しい時間となりました。
今後もこのような留学の経験や課題・疑問などについて、シェア・ディスカッションする機会をさらに増やしていきますので、ぜひお楽しみに!

※ストラクチャークラブジャパン http://www.structureclub.jp/

大野 洋平 先生 / 松尾 弥枝 先生

会場風景

REPORT

2回SUNRISE研究会総会のご報告

2014年10月31日

CCT2014in神戸に合わせて、第2回SUNRISE研究会総会を開催しました。

特別講演では、湯浅慎介先生(慶應義塾大学)をお招きして「本邦の研究の問題点と今後の課題;世界に発信できる研究を目指して」と題し、ご講演をいただきました。また、現地海外留学体験について、留学より帰国直後の渋谷真彦先生(兵庫県立医科大学)にご紹介いただきました。
お2人の先生から、今後の留学・研究の意義や課題を具体例を交えながら、日頃なかなか聞くことができないお話をしていただき、続くオープンディスカッションそして懇親会も、Face to Faceの熱いディスカッションとともに大いに盛り上がりました。

ぜひ多くの新たな出会いをご一緒に。今回参加できなかった皆様も次回ぜひご参加ください。

特別講演

「本邦の研究の問題点と今後の課題;世界に発信できる研究を目指して」
湯浅 慎介 先生(慶應義塾大学病院 再生医学・循環器内科)

湯浅 慎介 先生日本と米国の差は何か?
研究者数もそこまで変わらないにもかかわらず、通説となっている研究費の違い以上に論文被引用数が大幅に少ない日本の現状。その主因であると考えられる両国の医学研究システムの違いについて、本邦の構造改革の必要性、そして医療研究に対する明確なビジョンやイノベーションの重要性などについて、お話いただきました。
湯浅先生が基礎研究に携わる理由は、世界と競争できる十分な環境があることと、革新的な医療を創出するという信念があること。ご自身の研究テーマもご紹介いただき、大いに刺激を受ける時間となりました。

現地海外留学生からの現地報告

「米国アニマルラボから帰国して」
渋谷 真彦 先生(兵庫医科大学 循環器内科)

渋谷 真彦 先生米国の大型動物実験ラボ(Skirball Center for innovation)への留学体験について、お話いただきました。
企業から依頼を受け、新しいデバイスの動物実験を受託・実施。企業交渉を含めて、新しいデバイス試用、多様な解析・論文作成などの経験を、実際の研究内容とその裏話を交えつつご紹介いただきました。
また留学自体について、実際の費用や現地での生活とともに、2年間で得られたプライスレスな体験とつながりを教えていただきました。
デバイス開発は技術ベースのみでは厳しく、臨床の視点が重要であることも実感されたとのこと。今後、この留学経験を活かして、日本のデバイス開発に大いに貢献されることと思います。

会場風景

REPORT

1回Cut-down Training Courseのご報告

2014年10月30日

CCT2014のサテライトプログラムとして、学会初日の木曜夜6時半からカットダウントレーニングを開催しました。

ALIへのFogartyカテーテルによる血栓除去術、CFAおよびPOP A.といった「Non-Stent Zone」に対する治療、また、Stent Graft、TAVIおよびAmplatzerといった多種多様な血管内治療デバイスへの対応やEVT治療戦略の拡大を念頭に置き、循環器内科医が今後血管内治療医として成熟していくためには、血管へ直接アプローチできるcut-down techniqueの習得が非常に有益であると常々感じていました。
そこでこのたび、血管切開および縫合のエキスパートによるcut-down technique教育プログラムを企画しました。

第1回となる今回は、手探り状態での開催となりましたが、講師にお招きした加藤一平先生の素晴らしい事前学習スライド/本番レクチャーと、ご参加いただいた30名あまりのドクターズの熱意に支えられ盛会のうちに終えられました。

次回第2回は、来年2月のJET内で飯田修先生に内科医Cutdownerの立場からトレーニングしていただく予定です。Fogartyまでできるようなプログラム内容にバージョンアップしたいと思っておりますので、今回参加された方もまたどうぞ!

第1回Cut-down Training Courseのご報告

会場風景

REPORT

Case Competition @TOPICのご報告

2014年7月10日

TOPIC2014開催に合わせて、Special Gest Commentatorとして、韓国のEVT界ビッグネームであるTae-Hoon Ahn先生(Korea University Guro Hospital)、Seung-Woon Rha先生(Korea University Guro Hospital)をお招きして、EVT Case Competitionを開催致しました。
本会中は参加者全員がすべて英語のみ、6名の先生方によるプレゼンテーションおよびディスカッションは大いに盛り上がりました。3時間もの長丁場にも関わらず、全員参加の大変熱く楽しい時間となりました。『Best Presentation Award』は、上記2名のGest CommentatorとSUNRISE世話人による採点のもと、Gold、Silver、Bronzeを表彰させていただきました(皆さん甲乙つけ難く審査も難渋しました)。
SUNRISE.labでは、今後も同様の機会を企画・開催していきます。参加者の皆さんにも大好評、必ず何かを得られる会になります。今回参加できなかった皆様も次回奮ってご参加ください。

以下は『Best Presentation Award』に輝いた3名の先生方のプレゼンテーションです。ご参考ください。

【Best Presentation Award】Gold

Successful percutaneous Transluminal angioplasty for common
femoral artery stenosis treated with intra plaque ballooning
吉岡 賢二 先生(亀田メディカルセンター循環器内科)

Abstract
A 75-year-old female was referred to our clinic for her right leg intermittent claudication. Both ABI were decreased (right:0.57, left:0.63), and CT showed substantial calcification on both common femoral arteries (CFA). Angiogram showed eccentric stenosis on her right CFA, and we performed transluminal ballooning to the lesion, and the pressure gradient disappeared immediately after the angioplasty. However, ABI did not change, and the symptom relapsed in 2 months. Two months after the first PTA, angiography was performed and it revealed lesion recoil. Given the unsuccessful short-term result, we changed the strategy, penetrating the guide-wire into the center of the plaque, and inflated a balloon within the plaque. After the procedure, the ABI improved (right:0.76) and the symptom disappeared, and ABI was still maintained to the same level in 10 months after the procedure. PTA to CFA is challenging because stenting is not favorable. For lesions with eccentric plaque, transluminal ballooning is not effective since the lesion easily recoils. We used intra plaque ballooning technique for the eccentric plaque in the right CFA, which has been successful. These findings suggest that intra plaque ballooning might be more effective for lesions with eccentric plaque than transluminal ballooning.

【Best Presentation Award】Silver

Successful Carotid Artery Stenting in patient with inaccessible
shagggggy aortic arch
鳥居 翔 先生(東海大学 循環器内科)

Abstract
A 65-years-old woman with hypertension, dyslipidemia, diabetes, and past smoking had planned to undergo total arch replacement for TAA. However, chest CT and carotid echo showed that occluded right internal carotid artery, and 70% stenosis in left internal carotid artery with increased peak systolic velocity (250cm/sec). Head MRI showed the old cerebral infarction in left side. We decided to treat her left carotid artery first, because neurologist alerted that the risk of stroke in perioperative period would be high. However, carotid artery stenting (CAS) to this patient was at a high risk for embolic stroke due to her diseased aortic arch. In addition, carotid endarterectomy was not feasible and safe because of contralateral carotid artery occlusion, and severe COPD. This is why we decided to perform “hybrid” procedure, transcervical CAS. Transcervical CAS was performed successfully and she discharged 3 days after the procedure. Transcervical CAS could be one of the choices for the carotid artery stenosis especially for the patients with aortic aneurysm.

【Best Presentation Award】Bronze

Black-blood magnetic resonance imaging(BB-MRI) could indicate the stability of the plaque and help us to perform carotid artery stenting(CAS) more safely
梅本 朋幸 先生(武蔵野赤十字病院 循環器科)

Abstract
Aims:
Distal embolism inducing stroke is the one of the most terrible complication during CAS. When we could know which plaque is vulnerable before the procedure, we can choice the feasible protection method. So the aim of the present study is to elucidate whether BB-MRI of plaque could indicate the plaque stability.

Methods and results:
We evaluated the consecutive 25 patients (27 cases) who were undergone CAS from July 2010 to December 2013. In 23 patients (24 cases), BB-MRI with T1 weighted image (T1WI), T2 weighted image (T2WI) and time of flight (TOF) was taken prior to the CAS. Average age was 72 and 4 patients (14.8 %) were octogenarian. Twenty-two patients (81.5 %) were male gender. We perform CAS with distal protection using filter in 2 cases and with proximal protection in 22 cases. Precise stent was used in 4 cases, and Carotid wall stent in 20 cases. When debris was observed at the filter or stop/slow flow phenomenon occurred or plaque protrusion was seen by intravascular ultrasound after stenting in the course of CAS, the case was defined as unstable. Plaque protrusion was seen in 2 cases (18.5%) and additional stent was needed in 1 case. In 11 cases (40.7 %), debris was trapped at the filter. We calculated the ratio of the intensity of the plaque and sternocleidomastoid muscle (P/S) in the same slice. We evaluated the value of P/S in the unstable cases (group U, n = 15) and the stable cases (group S, n = 9). The value of P/S in T1WI was significantly higher in the group U than group S (1.43 ± 0.23 and 0.85 ± 0.41, p value = 0.0017).

Conclusions:
The plaque with high P/S value in T1WI could be vulnerable and induce embolic complication. We should consider the proximal protection or consult a vascular surgeon for CEA.

会場風景

REPORT

第1回SUNRISE研究会総会のご報告

2014年4月11日

小宮山洋子先生・薬師寺忠幸先生から、若手医師への熱いメッセージをいただき、さらに時間を忘れるほどの闊達なディスカッションとともに忘れられない最高の会となりました。

特別講演

「超少子高齢化社会を迎える日本の医療の今後」
小宮山 洋子 先生(元厚生労働大臣)

世界一の超少子高齢化社会である日本。
まず最初に、社会保障の現在と今後の展望について、超少子高齢化社会が進む中で、その費用はこの20年余りで2倍以上となり、少子化対策・子育て支援の強化、高齢者・女性がもっと働き続けられる環境整備の必要性やその具体的な取り組みをご紹介いただきました。
続いて、医療イノベーションについて、5ヶ年戦略のもと「日本から世界へ」、ドラックラグ・デバイスラグの解消はもちろん、All JAPANでの横断的な研究連携・創薬/医療機器開発、医療イノベーションを担う人材育成が今後加速していくことをわかりやすくお話いただきました。

基調講演

「留学で得られた自己改革」
薬師寺 忠幸 先生(昭和大学横浜市北部病院)

留学は人生観のSCRAP&BUILD!客観的視野が広がり、医療に限らず多くのことをフラットな立ち位置で見直したこと。組織にとらわれず幅広い視野をもって多様なチャレンジをしていくべきであること、特に主体性を持って自他双方にポジティブに仕事をしていくことが重要であることが学んだこと。また、日本は今後、本会のような組織の枠を超えた「横のつながりの拡大・強化」が必要であることなど、あつい思いとともに伝えていただきました。

参加者レビュー

「なんだか違う」これまでにない研究会がここに
松尾 弥枝 先生(群馬大学 循環器内科)

信濃町の独特の雰囲気に気圧されながら、初めて訪れた慶応大学病院の中で迷った末に辿り着いた会議室。実は、「いままでにない」という謳い文句を聞いても半信半疑で、金曜午後の東京日帰りということもあって、ややモチベーションの上がりに欠ける参加でした。しかしながら、この予想は大きく裏切られ、懇親会をお暇しなければならないときには東京泊にしておけばよかった…と後悔するほどでした。終わってみると、冒頭の研究会そのものについての説明で、はやくも「なんだか違うぞ」という印象をうけ、ヤクシーの漫談のような講演を楽しく拝聴し、小宮山サンの滑らかな講演、つづく活発なテーブルディスカッションとある意味衝撃的な研究会でした。この場をお借りして、自分なりに反芻した内容などレポートさせていただきます。私自身、留学して帰ってきた人間で(また今年短期間でかけますが)、ヤクシーの3分類でいくとおそらく「変人」に属します。個人的な意見ではございますが、何卒ご容赦くださいませ。

日本医療のガラパゴス化を開国する会になる
仲間 達也 先生(宮崎市郡医師会病院 心臓病センター 循環器内科)

日本国内で我々が日々行っている医療、特に日本の循環器医療は何処へ向かうのか。それは私自身が常々感じている疑問である。国内ではあまり自覚する事は無いが、日本の医療を取り巻く環境は極めて閉鎖的である。それはまるで江戸時代の鎖国に近い。その理由は2つ挙げられる。1つは国民皆保険制度という素晴らしい制度に守られているが故の、医療に対するコスト意識、必要性・妥当性の検討の欠如であり、もう1つは諸外国で使用できる多くの薬剤や医療機器の国内承認、導入が遅れる「Device lag」、「Drug lag」と呼ばれる問題の存在である。この大きな問題のために、日本の医療(我々が日々従事する日本の循環器医療)は極めて限定された環境で、特異的な進化を遂げてきている。それはまさにガラパゴス諸島に置ける生物達の特異的な進化同様であり、医療の「ガラパゴス化」と表現できる。その「ガラパゴス化」によって国際競争力を失った先に何があるのかという事は、あまり明るい話題でない。

SUNRISE研究会への期待と提案
渡邊 雄介 先生(帝京大学 循環器内科)

去る4月12日、発起人の中澤先生、林田先生、重城先生にお声をお掛けいただき、SUNRISE研究会に参加させていただきました。この研究会のコンセプトは今までの研究会のものと全く異なるもので、大きな目的としては海外留学を希望している、もしくは海外留学中の若手医師を支援し、日本から世界への発信力を高めるというものです。僭越ながら自身の経験からSUNRISE研究会への期待と提案を述べさせていただきたいと思います。

会場風景