去る5月15日木曜日、第32回KOKURA live demonstration初日16時よりSUNRISE後援の留学セッションが開催されました。
今回はヨーロッパ、アメリカ、アジアから帰国した5名の留学生からのレポートでしたが、彼らの全力の2年間が15分間に圧縮された極めて密度の濃い2時間半となりました。
多種多様な場所の報告から得られた留学成功のキーワードは’語学’と’統計’でした。また、5名とも帰国後の明確なビジョンを持っての留学であり、’出口戦略’を携えての医師人生設計からはnew generationのしたたかさも感じられました。
2次会、3次会では全員さらに饒舌になり、今後の国内でのネットワーク構築についての具体的な方法についても話題が及びました。明確なロールモデルがないなか、われわれが今後どこに向かうべきか模索する機会をひとつひとつ積み上げている実感とともに小倉の夜は更けてゆきました。
数ある学会でも滅多に聞けない本当に貴重な話を、今回ご参加されていない方は次の機会にぜひ!
Session 1 最新留学事情 準備から生活の立ち上げ、仕事・業績まで
1.【ドイツ】磯谷 彰宏 (小倉記念病院)
「ドイツ留学事情 州の違い×担当者の違い×その日の機嫌=滞在許可証は運しだい!」
2.【イタリア】髙木 健督 (大垣市民病院)
「イタリア留学事情 初めてって大変 産みの苦しみ、長男誕生、そして論文作成・・・」
3.【ベルギー】黄 世捷 (聖マリアンナ医科大学)
「医師免許なしでどこまで出来る? 負荷エコーを年間二千件/年の裏事情 in ベルギー」
4.【アメリカ】片岡 明久 (帝京大学医学部附属病院/日本カーディオコア)
「留学は始まりに過ぎない!? ~ハーバードの仲間とボストンで活躍する若き SAMURAI 達とのネットワーク~」
5.【アメリカ、シンガポール】加治屋 崇 (社会医療法人天陽会 中央病院)
「複数回の留学生活で見えてくるもの」
Session 2 留学経験をどう活かすか?個人のスキルアップ、チームへの貢献
会場風景