CVIT2019 in名古屋の公式プログラムとして、第5回SUNRISE研究会総会を開催させて頂きました。今回のテーマは‘キャリア’でした。もちろん普通のキャリアを語ってもらっても面白みがないので、とっておきの‘振り切れてる’お三方にご登壇いただきました。アカデミックビジネスマン原先生、病院マーケティング竹田先生と、ジョイコン薬師寺先生です。三者三様のキレキレのお話に、会場の誰もが引き込まれてしまった90分間でした。
ぜひ多くの新たな出会いをライブでご一緒に。今回参加できなかった皆様も次回ぜひご参加ください。
トップバッターの原 正彦先生は、3年前のCVITで衝撃的なお話をしていただいて以来のご登場でした。それ以降、われわれSUNRISEのsupervisorとしてご助言をいただいてまいりました。最近では、リハビリテーションの世界にVRで革命を起こし、政財界からも注目されるようになるまでの突き抜けたキャリアをお話いただきました。この尖りきったモチベーションを保ち続ける原先生の、言っていることくらいはなんとか理解できるようについていかなくては、と決意を新たにした15分間でした。
二番目の演者として、株式会社Vitalyを設立し、病院マーケティングから学会ブランディングまで幅広く手掛ける竹田陽介先生が登壇されました。竹田先生は自身を”持たざる者”とし、医師として専門医、博士号、病院での役職などを持っていないがゆえに新たな挑戦がしやすかった、と起業のエピソードをお話しいただきました。また、彼はヒトとのつながりが非常に大事であることを強調し、熱いパッションをもった竹田先生からは今後も医療の分野をコミュニケーションという観点から支えていくという決意を感じました。
最後は、第1回SUNRISE研究会総会で講演いただいた薬師寺忠幸先生に、5年ぶりに登壇いただきました。常識を逸脱した男、薬師寺忠幸の五年予後調査、というスタイルでご発表いただき、5年前のスライドと比較して現在の進捗を提示してもらいました。今回のCVIT総会でも彼の開発した”百人会議”がすべての部屋で稼働していることからも明白でしたが、5年間で多くの仕事を成し遂げてきた成果を見せていただくことができました。常にポジティブでぐいぐいと前に進む彼の姿は非常に印象的でしたが、家族との時間は非常に大事しており、ライフワークバランスという点でも若手の先生にためになる講演だったと感じました。