1. おすすめレストラン
みなさんはオランダと言って食事は何を思い浮かべるでしょうか。おそらく「オランダ料理」と言ってもあまりピンとくるかたは少ないのではないかと思います。これは当たっているとも当たっていないともいえると思うのです。つまり、実際はオランダの伝統的な料理はないわけではないのですが、特に「コレ!」というものがないのです。フローニンゲンにはとてもおいしい郷土料理を出す店がいくつかあるのは事実ですが、それよりもどちらかというと立ち食い(?)の方がオランダっぽいかと思いますので、3つ程メジャーどころをご紹介しようかと思います。
1つ目は、これは別にフローニンゲン特産、というわけではないのですが(というか3つ全部そうですが)、いわゆるコロッケ(croquette)です。これはオランダならどこでも自販機みたいなところで売っています(Picture 1)。まあ自販機と言っても後ろからその店のおじさんが補充するので別に「自動」ではないのですが。大体2€位で、アツアツなので寒い時に外で食べるととてもおいしいです。現地の人も老若男女このコロッケを食べているところによく出会いますし、大好きみたいです。現地の人はこれを半分に切ってパンにはさんでハンバーガーみたいにしてよく食べています。この自販機にはほかに通常のハンバーガー、フライドポテトみたいなものも売っていて、同様に買って立ち食いで食べられます。
Picture 1
次は「ハーリング」です(Picture 2)。これは若いニシンを酢漬けにしたものに塩を少しきかしたもので、玉ねぎのみじん切りと一緒に食べます。このまま手でつまんで上から口に入れるのが通らしいですが、よく若い女性の同僚は昼食時にナイフとフォークで切って食べています。酢が効いている料理はあまり好きじゃないのですが、これはかなりはまってたまに職場での昼食時に病院のカフェテリアでも食べます(あ、コロッケもです)。最後は「キブリング(Kibbeling)」と呼ばれるたらの切り身のフライです(Picture 3)。基本的にこれも街中の屋台的なところで売っていて、頼むとアツアツのやつを大量にくれます。写真の量くらいで4€です。これに大量の魚用のスパイスをかけて、クノッフロック・ソースと呼ばれるマヨネーズベースのガーリックソースにディップして食べると、もうそれ以上は何も食べなくていいくらいに満足(?)します。オランダに来た際には、是非どれも一度はお試し下さい。自分は全部好きです、今のところ。
Picture 2
Picture 3
2. それ以外のおすすめ
あと、レストランではないのですが、食事に関してこっちに来て、「これはいい!」と思った事に酒類の安さとチーズが美味い事があります。ビールは”Amstel”というこちらでポピュラーなビールは500ccで0.6€(80円くらい)ですし、近所のスーパーマーケットで売っているワインも棚いっぱい種類があり選びきれません。ワインフルボトル4€くらいのワインでも十分に美味しく、またチーズも日本ではおしゃれな店にしか売っていないような(そして売っていたとしてもまあまあ高そうな)美味しいチーズが安く手に入り、かつ本当にとても美味しいのでかなり飲酒量が増えました。オランダはチーズが有名なので、そのうち街のチーズ専門店に行っていろいろ試してみようと思っています。
3. おすすめ観光スポット
フローニンゲンは学生の街なので、おすすめ観光スポットというのはあまりないのですが、大学自体が大きく、町に埋め込まれているので一見の価値はあります。今年で設立400年を迎えました。あとは町の中心にマティーニ教会という大きな協会があり、上る事も出来ます。最上段まで上るとフローニンゲンの町が一望できてとてもきれいです。まあ行ったことありませんが。オランダはサッカーが人気のあるスポーツなのですが、ここフローニンゲンにもFCフローニンゲンというエールヴィレジ1部に所属するチームがあり、大きなスタジアムがあります。これは一度行ってみたいのですが、まだ行けていません。